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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

和洋折衷なアンティーク書斎に。大正ロマン家具で叶える部屋作り

雑誌などで時折見かける、昭和時代の古い洋館。住まいとしての空気感が削ぎ落とされたような、気品ある佇まいに惹かれます。"日本から見た西洋" が見て取れるような、当時独特の和洋折衷な雰囲気も魅力的ですよね。

そして洋館に必ずと言っていいほど設けられていた「書斎部屋」。背の高い本棚、どっしりとした机――静けさと、そのムーディさのポイントはどこでしょうか。

先日公開したRAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERYの「大正ロマンの雰囲気漂う、大人のクラシカルな書斎」を参考に、アンティークの大正ロマンな家具で叶える、和洋折衷な書斎作りについて本日はお話ししていきます。

クラシカルな部屋のベースは濃茶色で

アンティーク両袖机 まずアンティーク書斎の決め手になるのは重厚感。どっしりと構えた木の家具が、空間の上質さを引き立てます。そして、深みのある木の色も大事な要素。濃茶色を意識的に使うことで、クラシカルな雰囲気に傾けることができます。また、和と洋両方と組み合わせやすい色味なので、和家具とのコーディネートを考えている方は押さえておきたいところですね。

落ち着きがありつつも、心地よい緊張感がただような凛とした空間。くつろぎばかりでは捗らない書斎では、そんな具合がしっくりくるのかもしれません。

アールデコの雰囲気漂う色ガラスでムーディに

アンティーク色ガラス本箱 ベースを整えたら、今度はアクセント。アンティークな洋館独特の気品と色気をプラスするために、使いこなしておきたいのが色ガラス。今回のお部屋では大きな本箱、そして帯戸で同じ緑色のガラスを取り入れています。ガラスの面積ももちろん関係しますが、使う色を2色程度に限定しておけば大体はまとまるはずです。

また、この色ガラスに合わせるように、他のカラーインテリアについても忘れずに。特にファブリックインテリアなどは、アクセントカラーと同じ色味かブラウン系が、こういった空間ではもちろん調和が取りやすいのですが、少し挑戦的に紫などの普段は疎遠しがちな色でも "ここだからこそ映える色" として選んでみましょう。ちょっとハイカラでもあり、どこか非日常的でもある。そんな雰囲気を書斎に漂わせることができますよ。

「和製洋家具」とも言える、凛々しい家具たち

飛騨の家具 ロッキングチェア 町の家具屋さんにはかつて、旋盤(せんばん)で挽き飾りを施した家具が多く置かれていました。現在も日本各地に、西洋の家具に影響を受けた国産家具の産地、そしてブランドが存在します。一見すると洋家具、ですが細部の加工、そして木目使いなど、やはり日本ならではの造りの良さは目にとまります。

また、決してブランドが付いていないアンティークにも、以前の持ち主、そして職人がこだわったであろう特注品には良いものが多いです。いわば財産として受け継がれていくような、そんな思いを感じる "和製用家具"。もちろん、和洋折衷な書斎に相性はぴったりです。

吊り下げ照明で、集中と休息の場の切り替えを

和洋折衷 アンティーク照明 書斎といえば、奥行のある机、大量の資料に囲まれた手狭さも、またどこか魅力的であるもの。ただいっぽうで、ひと息つく場所を別で作ることも、心を休めたりアウトプットをするのには必要ですよね。

空間を区切らずとも、上手にスペースを分ける方法はいくつかあります。たとえばラグを敷いたり、スペースそれぞれに照明を吊り下げたり。スペースを分ける、というよりは意識を分ける、というのが狭い空間では効果的ですよ。

最後に

押さえるポイントさえ決めれば、あとはどこにとことんこだわるかです。家具の装飾、木の質感など、自分なりの愛着を込めるからこそ、空間が長い年月で深まっていくものです。

今度はクラシカル書斎に欲しい家具についても、もう少し細かくご紹介していきますね。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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