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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

居心地重視でコーディネート。北欧の機能的な部屋作りに学ぶポイント

私たち日本人にも多くのファンが居る北欧インテリア。

生まれた年代もそんなに昔ではない北欧デザインですが、そこで大事にされていたのは「家で心地よく過ごす」ためのものであるかどうか。家具についても雑貨についても、そんな一貫したスタイルがあります。

そんな北欧インテリアから参考にしてほしいのは、おしゃれな面だけでなく実はとっても機能的であること。そこには、たとえ狭い空間でも使いやすく、豊かに暮らせる部屋作りのヒントが隠されているようです。

今回は先日公開したRAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERYの「G-PLANの家具で作る、北欧ビンテージスタイルのコーディネート」を参考に、居心地よく合理的に過ごせそうな、北欧コーディネートのポイントを探っていきましょう。

多用途でもすっきりと暮らせる

ヴィンテージルームディバイダー 北欧スタイルの家具に見られる特徴といえば、使い方・しまい方が一つではない多用途なところです。

先ほど冒頭でもお話ししましたが、厳しい冬が長くつづく北欧では必然的に家で過ごすことが一年の中で多くなります。そんな家での時間も豊かに、かつストレスなく過ごすために、インテリアにも工夫をしていたりするのです。

今回のお部屋での一つのポイントになっているのが、リビングダイニングを圧迫感なく隔てている棚。北欧やイギリスのヴィンテージなどで見かける「ルームディバイダー」と呼ばれるもので、薄型で両面使いが可能な、間仕切りを前提に作られた家具です。

多用途な狭い空間で、生活エリアをきちんと使いやすく分けてもくつろぎも維持する。そんな計算された機能が大きなところではないでしょうか。

ONとOFFがきちんとある家具

G-PLAN バタフライテーブル 家具を置いても窮屈にならないように、もちろん最低限のサイズを把握しておくことは大事ですが、「シーンに応じてサイズは変えるつもり」なんて、都合良く使えるということも前提にしておきましょう。

ダイニングでいえばダイニングテーブルが、おそらく多くのご家庭で場所をとってしまう家具の一つだと思いますが、左右の天板を蝶のように閉じたり開いたりができる「バタフライテーブル」であれば、少人数での使用もお安いご用。

折りたたんで使う場合、窓や壁ぎわなどであればより省スペースの効果もアップします。余談ですが、この折りたたみ方・伸縮の仕方によっても種類があり、配置によっても適した形がことなります。それぞれを選ぶ際のポイントは、「狭いダイニングの救世主。アンティークテーブルは伸長式が便利」の記事を参考にしてみてくださいね。

木のぬくもりとナチュラルなイエローをベースに

北欧リビングコーディネート そして北欧スタイルといえば、キャメル、イエローに近い色味の美しい木の家具。北欧家具が大事にする長く寄り添えるポイントとしているのが、「機能的で使いやすい」「長く見ていても飽きのこない」ものであること。心地よく過ごすためには、やはり視覚的に作り出すものも大切です。

オークやチークの、ナチュラルカラーな木のカラーを組み合わせれば、大体のベースはまとまるはずです。あとは北欧らしい、モダンなカラーインテリアを足し算したり引き算してみると空間も楽しげになりますよ。

家での時間が好きになる工夫がある

G-PLAN frescoサイドボード 居心地の良さ叶えているのはもちろん、あたたかみのある木の雰囲気だけではありません。機能的で長く使えるものを家具では優先するいっぽうで、「家で過ごす時間が楽しくなること」を雑貨では大切にしています。

北欧雑貨の象徴といえば、自然や動物を落とし込んだレトロポップなデザインや色使い。置き物はもちろん、テキスタイルとして散りばめたインテリアファブリックなど鮮やかなものが多いですが、どこか落ち着いても見えますよね。それは木の色合いやくすんだトーンの配色と上手に馴染ませているから。ビビッドがきいた色でも疲れることがないのは、そういった点にもあるのでしょう。

また、「暮らしと彩り」の両方の面でインテリア作りをしてあげるのもポイント。たとえばダイニングから見える風景に、お気に入りのカップたちを並べれば、使う時も、眺める時も楽しくなりますね。

最後に

今回ご紹介したお部屋に使われた家具の多くは、G-PLAN(ジープラン)というイギリスではじめて北欧デザインが取り入れられたブランドのものでした。このように、年代もそれほど昔ではないイギリスヴィンテージの中には、北欧デザインをベースにしているものも多く存在するので、ぜひ選択肢として調べてみるのもおすすめです。

北欧の部屋作りは、家での時間を楽しくするヒントがまだまだあるはずです。シーン別にまたご紹介できたらと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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