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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

どうコーディネートする?シーン別のテーブルクロスの選び方&使い方

いつもとちょっとテーブルメイキングを変えたり、おめかし感覚で使うことが多いテーブルクロス。

ショップに並んだ様々なクロスの中からお気に入りを見つけ出したつもりでも、実際に敷いてみると「あれ、なんか違う」なんて経験、ありませんか?特に柄物や発色の強いものは、しっくり合うコーディネートを見つけるのが難しかったりするんですよね。

「そもそもクロス選びのセンスが無い...?」と肩を落としている方でも、きちんと色や柄のルールを知ることで布使いの道が開けますよ。

本日のMAGでは、クロスの細かな特徴に注視しつつ、シーンに合わせたテーブルクロスの選び方や使い方について、紐解いていきます。

使うべきなのはどんなタイミング?

テーブルクロスの使い方 冒頭でもお話ししましたが、ダイニングまわりを手軽に模様替えできるアイテムとして、使われることが多いテーブルクロス。

中には、テーブルのキズなどを隠したい、もしくは傷つけたくないという理由から、いつも敷いているなんて方も居るかもしれません。もちろんこの、使う目的が隠すためでも良いのですが、まずはその時々で「ふさわしい形のものを選ぶ」ことを、ちゃんと意識するのが大切です。

たとえば、一人分のおかずを一つの皿に盛るワンプレートメニューの際に、天板全部を覆う大きなクロスを敷くのでは、テーブル中央がなんだか殺風景になってしまいます。このように、食卓に並ぶお皿の枚数が少なくなるシーンでは、テーブルマットを一人に一枚ずつ敷くと、コーディネートに変化も出せてかつ、気張った料理でなくても特別感が増しますよ。

食卓という一枚の絵が寂しくならないように、テーブルの空白を上手に埋めて「テーブルをまとめる」のが、クロスの役割であるのをまず、頭に入れておいてくださいね。

器がメインかクロスがメインか決めて、テーブルコーディネートする

器とクロスのテーブルコーディネート例 テーブルクロスと器の関係は、やはり無視できないもの。テーブルメイキングの前に、「器とクロスのどちらがメインか」を決めると、必然的に選択肢を絞ることができます。

クロスに柄物や発色の強いものを使いたいのであれば、器にはあまりたくさんの色を使いすぎないように、また器に色も柄も個性とりどりを使いたいのであれば、クロスは無地や発色のやさしいものにしたり。さらにカラーコーディネートを意識すればより一体感は出ますが、このルールを守るだけでも大分テーブルのまとまりは出てくるはずです。

ただ、難しいと思われがちな柄×柄の組み合わせでも、使う器を一つの種類に限定すれば、統一感を出すことも十分可能です。まずはメニューも少ないティータイムで、試しにコーディネートをしてみるのも良いかもしれませんね。

素材・色・柄を上手に使おう!シーン別のテーブルクロスコーデ

シーンに合わせたクロス選びのベースになる部分のお話、お分かりいただけましたか?次はより実用シーンに合わせた、テーブルクロスの使い方をご紹介していきますよ。

柄物も規則性があるパターンであればOK

柄のテーブルクロスの使い方 発色も強く、さらに手におえないイメージがある紫色のテーブルクロスも、スタンダードなパターンのものであれば使いやすいのです。このようにベースとなる色が濃いクロスを使う場合には特に、模様に規則性があって、かつ線数もそれほど多くないものを選んでおけば、活用範囲は広くなります。

あとは当然ですが、食卓に並べる器は明暗を意識して、濃い(暗い)色のものは避けるのが良いでしょう。また、チェックやドットなど、パターン的には王道のクロスでも、線の数、使う色数、太さによっても印象はガラリと変わるので、基本的に2色程度で構成されているものを目安にすると、コーディネートもまとまりやすくなりますよ。

使いにくい柄物は、テーブルセンターという使い道も

テーブルセンターの選び方 先ほどに続き、白黒で明暗がはっきりとしたモザイクなパターン。モチーフ自体が大きく主張の強い場合は、テーブル全体に敷くクロスには向いていませんが、テーブルのワンポイントにすると、うるさくならず効果的に使うことができます。

写真のように、ダイニングの真ん中にテーブルセンターとして敷けば、北欧ヴィンテージのチェアとも相まってモダンな雰囲気のダイニングに。また、視点を変えればシンプルでモダンなものが多い和食器とも、このような抽象的なパターンのクロスは、相性良く使うことができます。

先ほどの柄物使いの話に加え、クロスの大きさもテーブルの印象を大きく変えるポイントですよ。

素材感があるマットは、料理をより美味しく見せる

ナチュラルなテーブルマット マットにふさわしいのは、なにも布だけではありません。い草や竹など、ぬくもりある素材感のテーブルマットは、料理を美味しく見せるのに効果的です。やわらかな色で調和も取りやすいので、食器の色もあまり気にしすぎずに使うことができます。これなら色あそびが苦手な方もトライしやすいですね。

ただし、"ぬくもりある素材" のものでも、何でも良いわけではありません。フェルト素材やコットン糸で粗めに編まれたクロスは、ごわつきが目立ちやすく清潔感を損ねる上に、安っぽく見えてしまう可能性も。食事の際のテーブルマットとして使うには、避けるのが無難ですよ。

和の食卓には、日本の伝統色で風情を演出

和のテーブルクロスの選び方 和の食卓の彩りとして使う場合は、まずは日本の伝統色を使ったものから探してみましょう。

たとえば藍、うぐいす、小豆など、原色にはない微妙な色合いが、食卓に趣をプラスしてくれます。色としては地味なものが多いので、テーブルセンターやテーブルマットなどで何色かを組み合わせても、品良くまとまりますよ。

せっかくなら手つむぎの麻や古布など、日本ならではの素材や工芸にこだわるのも良いと思います。季節ごとに、季節の色でテーブルに華を添えたりするのも素敵ですね。

最後に

実際のコーディネートではネックになってしまうデザインでも、きちんとした選び方と使い方を知れば、ちゃんと活かすことができます。ただ、クロスと食器が柄物同士の組み合わせは最初は難易度が高いので、自分の中で「これなら手堅くまとまる」という、使いやすいクロスを持っておくのがおすすめです。

上手なクロス使いを身につけて、毎日の食卓で過ごす「時間」も楽しくしてくださいね。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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