RAFUJU MAG

ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

これからの仕事部屋。アトリエ風オフィスに欲しいアンティーク家具

ガラス張りの空間、スチール製の事務用デスク、そして座席が向かい合うように並んだ"島型オフィス"。

日本に染みついてきたごく当たり前のスタイルですが、今や仕事場自体の在り方が多様化し、ようやく日本でも自由なオフィス作りが進んできました。

落ち着きとくつろぎをプラスしたり、そして打ち合わせや来客へのバリアを無くしたり。これまでの概念には無かったことも、実は仕事が捗るこれからのオフィスには、大切な要素なのかもしれません。

本日のMAGは、過ごすほどに愛着とこだわりが増すような、オフィスに欲しくなるアンティーク家具のご紹介です。資料もアイデアもぎゅっと詰まった作業場ともいえる「アトリエ」を参考に、仕事部屋作りのヒントをお話ししていきます。

収納も目隠しも兼ね備えたロールトップデスク

アンティークロールトップデスク まずは大事なデスクから。たくさんの収納ポイントが目に留まるこちらのアンティークデスク。ちょっと変わった形をしていますよね。これは「ロールトップデスク」という、名前もちょっと聞き慣れませんが、フランス発祥のデスクです。

大きな特徴は、蛇腹式のシャッターでデスクトップを覆うように蓋ができること。奥行・幅ともにどっしりとした構えが印象的ですが、ただ無駄に大きいわけではないんです。小物・書類・書籍の収納+目隠しといった、機能がきちんと備わったデスクは、アンティークデスク史の中でいろんな使い勝手を吸収して生まれたものなんですよ。

シルエットとして惹かれるのはもちろん、左右が壁で囲まれているおかげでほど良い閉塞感があり、周囲がそんなに気にならないのも嬉しいですね。

収納力と仕切りがポイントのマス目ロッカー

アンティークマス目ロッカー オフィスに必要なのは、収納力のある什器。使う際に手間取らず、何でもボンボン収めておけるくらいの寛容さが、後の使い勝手を左右することになります。

使い方が選べるアンティークロッカーは、陳列棚としてのベースに、"仕切り" が入っているのがポイント。資料を置く場合にはブックエンド要らずで並べやすく、各用途別に分類して収納するのも簡単。ボックスを多用しなくても、スッキリ片付けることができますよ。

バックグラウンドで使うのはもちろん、打ち合わせスペースの本棚として置くのもおすすめです。"入れ物" としてのシンプルな機能だけで、活用のスタイルが幅広いのも魅力ですね。

大型のものを選ぶ場合、多少圧迫感が出てしまうこともありますが、若干手狭なくらいが、アトリエを思わせる心地よさを作り出せますよ。

「事務用アンティーク」なら、引き出しいっぱいの書類棚

アンティーク引き出し 「何でこんなに引き出しがたくさん有るの?」が第一印象のアンティークドロワー。浅めの仕切り棚や引き出しがいっぱい付いていたりするアンティークは、主に事務まわりで活用してきたものです。

たしかに思い返してみれば、今の事務用の収納家具と大きく違うのは素材だけ。使い勝手をそのままにできるのであれば、雰囲気よくおしゃれなものの方が良いですよね。これまでの使い方と同様に書類の整理に使うのはもちろん、インテリアショップであればソファやカーテンなどの生地サンプルなどをしまっておくのにも使えそうです。

たくさん引き出しの整理に頭を悩ませるかな...なんて思うかもしれませんが、このようにネームプレートが付いていれば分類も安心してできますよ。

カジュアルな会議机なら、格納スツール付きテーブル

スツール付きダイニングテーブル 個人のワークスペースを持ちつつ、みんなでシェアして使えるスペースを設けるのも、最近は多いオフィススタイルです。

会議机にもぴったりな、こちらのアンティークテーブル。天板の下にスツールが格納される仕組みになっている個性的なテーブルは、昔工場内の食堂などで使われていたものだと言われています。

工場などの業務用の家具は、古びていて暮らしでは使い勝手が悪そうに思えるかもしれませんが、現代の住空間でも使いやすいようにクッション座面に張り替え、脚もリペイントしました。

クリエイティブなアイデアをたくさん生み出すための環境作りを、ユニークな家具選びからはじめてみても良さそうですね。

最後に

アンティークならではのユニークさは惹かれますが、機能面もきちんと叶えていることはとっても重要。そこが現代にも残る要因になっているのでしょう。

「収納量」「分類整理」「個人スペースとシェアスペース」が押さえられていれば、オフィスの基本はだいたいOK。あとは長く居ても苦にならず、そしてちょっと自慢したくなるように、アンティークで作り上げてみてはいかがでしょうか。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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