食器棚に収納棚。家具を買う時、脚付きかどうか意識していますか?
「デザインのおしゃれさ以外に何かメリットがあるの?」と感じている方もきっと多いと思いますが、冷静になってちょっと考えてみると、便利なのはなんとなく想像が付きますよね。
でも日常生活のどんな面で実用的なのかもっと具体的に知りたい方のために、今回は脚付きの収納家具の利点をまとめてみました!ラフジュ工房でも人気の、その使いやすいアンティークの魅力に迫ります。
目次
脚付きで床から浮かせることで圧迫感を軽減できる
たとえば、ローボードや食器棚など、どっしりと構えていて圧迫感を与えやすい家具を選ぶ時、脚付きの家具を選んでみてはどうでしょうか。家具と床の間に隙間を生むことで、重々しさを軽減してくれます。
また、床の見える面積が増えることで部屋を広く見せる作用があるため、狭い部屋にもおすすめの手段と言えますね。さらに高さが低めの家具で壁まわりの余白を増やすことで、より効果的に圧迫感を解消できますよ。
掃除がしやすく、かつ家具を傷めない
大きな食器棚を動かして掃除をするのは、日頃はなかなかできないもの。ホコリが溜まってしまうのは当然ですよね。こんな時も、脚付きの収納家具なら悩み要らずで助かりますよ。また、床に直に接していないことで家具を傷める心配が無いのもメリットです。
畳などの床座の生活が主流だった日本において、脚付きの家具が普及したのはさほど昔のことではありませんが、一年の中で寒い時期が長い北欧諸国では、床暖房がある住環境が普通だったために脚付きの家具が多かったと言われています。
手入れもしやすい上に、視覚的にも良い効果をもたらしてくれる脚付き家具。まさに良いところづくしですね。
いつも目が届くキッズコーナーがついたママも子供も嬉しいダイニング
ぬくもり溢れる木家具をキャンバスに見立てて、元気なカラーの食器棚や雑貨で彩ったダイニングです。
家族で囲むダイニングの隣にはキッズコーナーを。両面のマス目棚で間仕切れば、両部屋兼用の収納家具としても活躍してくれます。脚付きのアンティークの収納家具を中心に選んだことで、使い勝手の良さもきちんと考えた空間にまとまりました。
アンティークの食器棚も脚を付けて使いやすい高さに
ダイニングにアクセントを加えたのは、ペイントのアンティーク食器棚。古い食器棚は当時の住空間のサイズ感に合わせて作られているため、高さは少し低めのものが多いのです。脚を付けて作業台の高さが80cm前後になったことで、150~160cm位の女性が使うのにも調度いいサイズになりました。
アンティークならではのおしゃれさと、基本動作でストレスを感じない使いやすさが兼ね備えられた収納家具ですね。
最後に
日本に脚付き家具があまり普及しなかった理由をはじめ、脚付き家具のメリットなどをこまかくご紹介させていただきました。
そのままの良さもありますが、末永く愛用するなら使いやすさのことも大事に。そんなことを考えてリメイクされたアンティーク家具もありますよ。「アンティークだから不便」なんて思わずに、あなたの暮らしにぴったり合うものを探してみてくださいね。