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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

リビングの主役家具、ソファーの失敗しない選び方

リビングになくてはならない家具、ソファー。でも、「リビングにはとりあえずあるべきだから」という理由で購入して、気づけばほとんど座らず、洋服や雑誌などモノが山積みに...という方もいらっしゃるのではないでしょうか。その存在感や機能性から、本来ならリビングの主役家具であるべきソファーが、「とりあえず置いてある」では悲しいですよね。

こんな失敗を防ぐためにソファー選びの際に知っておきたいポイントをご紹介します。お部屋のインテリアを決める要素、デザインや色などは、みなさんソファー選びの際に気を付けているはず。でもその前に、機能性に着目したポイントをしっかり押さえておきましょう。家族みんなが満足の、くつろぎのソファーに出会えること間違いなしの、大切な第一歩ですよ。

「どこ」に置く「だれ」のためのソファーなのかを知る

青い布張りソファー

何を購入するにもまず自問したい問い、「この商品、ホントに必要?」。ソファーのように大きな家具を購入する前には、特にじっくり考えたい問いです。ソファーではなくクッションや座布団、スツールやイスなどもっと小さなもののほうが、スペースや利用目的を考えるといいこともあります。

でも、それでもソファーが必要だという結論に達したのなら、次に考えたいのは、「どの部屋に置くのか」と「誰が座るのか」と言うこと。広々と独立したリビングで四人家族に必要なソファーと、狭めのリビングダイニングで新婚のお二人に必要なソファーでは、ずいぶん違ってきますよね。

サイズは前もってしっかり確認する

この時大切なのが、ソファーの幅だけでなく、奥行もきちんと把握しておくこと。実際に部屋に置いたときのイメージだけでなく、搬入についてもイメージが湧きやすくなります。

棚などと違い、分割できない家具であるソファー。配送のトラックからお部屋の床に置かれるまで、エレベーターや通路・階段の曲がり角、玄関や部屋のドアなど、さまざまな場所を通って運ばれます。「お部屋にはピッタリのサイズ」でも、「お部屋までの通り道を通れる」かどうか前もって把握しておくと、余計なストレスに悩まされることもなくなりますよ。

一番大切!座り心地を知る

茶色い革張りソファー

家具など実用性を持っているものに一番大切な要素、使い勝手。ソファーの場合は、断然座り心地が問題になってきます。人間工学の観点から、ソファーの座面の高さは座る人の身長の4分の1の高さが理想とされています。ただし、身長差のあるご家族みんなが座る予定、なんてこともありますよね。

そんな時はできるだけ背の低い人に合わせるようにしましょう。高い人が座る場合は、厚みのしっかりあるクッションを敷いて対応すれば、座り心地の良さを確保できます。また脚付きのソファーによっては、脚の取り外しが可能なものもありますので、あらかじめ確かめておくと、子供の成長に合わせて脚を取り付ける、など役立つかもしれませんよ。

意外と忘れがちな背もたれの心地よさ

また座り心地は背もたれの作りにも左右されます。理想は、背骨がS字を描いている状態ですが、クッションを腰や背中の後ろに入れて対応することも可能です。ソファーの「飾り」程度に思われがちのクッションですが、高さを出したり、背中に沿わせたりと活躍することを考えると、程よいふっくら感のある、質のいいものを選びたいですね。

家族のニーズに合った耐久性を知る

アイボリーの布張りソファ

ソファーの座り心地そして価格は、主に内部構造で決まります。一見してわかりませんが、使われているウレタンやスプリングの質の良し悪しにより、ソファーの座り心地も耐久性も変わってきます。

耐久性を語る上では、張り地の素材もまた、重要なポイントになります。革張りでも本革か合成革かにより、経年の状態や耐水性が変わってきます。布張りでも、綿などの天然繊維か合成繊維かによっても、通気性などに違いが出てきます。

ただし耐久性に優れた高級ソファーのほうがいい、とは一概には言えません。家族が増えたり引っ越しをする予定であれば、とりあえず数年使える値段もお手頃なソファーで十分かもしれません。小さなお子さんがいるご家庭では、何かこぼしてしまった時すぐふき取れる合成革か、カバーを外して簡単に洗える合成繊維のほうがいいかもしれません。

このように、「ソファーにどのくらい長持ちしてほしいのか」、「どの条件は絶対クリアしてほしいのか」など、家族のニーズを考えながら優先条件を決めると、理想のソファー像がはっきりしてきますよ。

さいごに

ソファーのデザインや色など、好みを優先させる前に考えたいポイント、納得いただけましたか?家具など大きな買い物をする時にこそ役立つ、事前調査。お店に足を運んで、実際に座って、分からないことはお店の人にどんどん聞いて、機能性もデザイン性も満足のソファーを見つけてくださいね。

筆者のご紹介

関口明恵

カナダのアートスクールでテキスタイルを学び、バンクーバーにて某北欧テキスタイルブランドに3年ほど勤務。細胞レベルで大好きな古今東西の布に加え、オーガニック、フェアトレード、thrift shopping、そして今度は家具と興味の対象は尽きない。日本で更に高まる好奇心を武器に、皆さんの興味をそそるような情報を発信していきます!

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