多少の好みの違いがあったとしても、夫婦どちらにとっても居心地の良い空間が叶えられたら嬉しいですよね。今回は、メンズライクなテイストのペイント家具を中心に、ユニセックスなダイニングをコーディネートしました。
主役に選んだのは、青緑がかったダークグレーにペイントされた収納棚。ペイント家具というとどうしても少し派手なイメージがありますが、こちらは空間のアクセントとなりつつも主張しすぎない落ち着いたカラーが魅力です。高さも低めで、頻繁に使う食器棚としても使いやすいのがまた嬉しいところです。
ダイニングテーブルには、鉄脚のものを選びました。ここでも、甘すぎないデザインを選ぶことで、男性にも女性にも馴染みやすいユニセックスさを演出しています。さらに、空間の間仕切りには、素材を合わせたアイアンラックを置くことで、部屋全体に統一感を出しました。両側から使えるので、隣の部屋とのつながりを遮ることもありません。
無骨な鉄の質感を和らげるのは、たくさんのグリーンたち。サイドテーブルや小引き出し、木箱などの古材と一緒になって、無機質になりがちな空間に温かみをプラスしてくれます。
大切な相手とくつろぎの時間を過ごすダイニング。ふたりで一緒に楽しめるユニセックスなダイニングはいかがでしょうか。