階段箪笥(階段タンス)

階段箪笥(階段タンス)とは、階段の下のスペースを有効利用できるようにと、階段と箪笥を一体型にしてつくられた家具。
階段の側面に引き出しや扉が取り付けられ、収納庫として使えるようになっています。
階段箪笥は江戸時代の初めにはすでに登場し、狭い町屋などで活用されていました。
もともとは名前のとおり階段としても使われていたため、この頃に作られた階段箪笥のほとんどは二階に届く大きなものでしたが、現在では数段のみ段がある階段箪笥も、インテリアとして使われています。
その場合、階段部分には小物などをディスプレイして使うと素敵ですね。
古き良き趣を感じる、レトロ家具・民芸家具として親しまれています。

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