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アンティークソファ / チェスターフィールド

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チェスターフィールドとは、イギリスを代表する伝統的なソファの呼称です。その名前の由来は諸説あるとされていますが、イギリス・チェスターフィールド市の第4代市長として活躍した、フィリップ・スタンホープ(チェスターフィールド伯爵)が作らせたソファからきているとする説が、特に有力な説として知られています。本国イギリスにおいても、チェスターフィールドの名を冠した家具メーカー自体は存在していますが、明確な由来や起源は未だ解明されていない、なんともミステリアスなソファでもあります。
そんなチェスターフィールドの最大の特徴は、総革張り・装飾的な鋲飾りやボタン留めを用いたデザインにあります。一説では、紳士が背筋を伸ばして座るためにデザインされたとも言われており、実際発祥の地であるイギリスの国会議事堂、アメリカのホワイトハウスなど、格調高い空間の設えとして非常に重宝されています。当時から現在に至るまで、一貫して熟練の職人たちの手によって作られているチェスターフィールドは、使い込むほどに味わいを増す、まさに一生付き合っていくソファとして大変人気があります。
ラフジュ工房では、そんなイギリスを代表するチェスターフィールドを豊富に取り扱っています。重厚感があり、紳士的かつ時代を経ても廃れることのない高いデザイン性が魅力のチェスターフィールド。この機会にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

チェスターフィールドについてもっと知りたい方はこちら

3色の商品タイプのマークについて

アンティークソファ / チェスターフィールド

 

 

 

英国紳士のシンボル。チェスターフィールドソファのあれやこれをまとめてみました

皆さんはチェスターフィールドというソファをご存知でしょうか。鋲とボタンの飾りが特徴的なこのソファは、伝統と歴史の国イギリスで生まれました。そのデザイン性の高さから、映画やドラマなど撮影の小道具に使われることも多く、名前は知らずとも見たことはある、という方も多くいらっしゃることでしょう。英国らしさのある重厚かつ気品ただようデザインは、まさに唯一無二。置いてあるだけで絵になるソファをお探しなら、候補に入れない手はありません。また、チェスターフィールドソファは基本的には革張りが主ですので、使ううちに変化していく革の風合いも楽しみの一つ。革が体に馴染む頃には、すっかりチェスターフィールドソファのとりこになっているはずですよ。
ここでは、そんな魅力たっぷりのチェスターフィールドソファについて、歴史やメンテナンス方法、選ぶときに気を付けたいことなど、ポイント毎にご紹介。チェスターフィールドソファをご存知ない方はもちろん、聞いたことある!という方もぜひ読んでみてくださいね。

革張りソファーの代名詞、チェスターフィールドソファとは


  • まず、チェスターフィールドソファとはなんぞや、というところから。チェスターフィールドとは、イギリスの伝統的なソファの総称です。その特徴としては、革張りであること・ボタンや鋲で留められたデザインであることがあげられます。北米の一部の地域ではソファの代名詞とも言われるチェスターフィールドは、クラシカルな高級ソファとして圧倒的人気を誇り、世界中に愛好家がいることでも知られています。本国イギリスでも、紳士クラブやマナーハウスなど、格式高い空間のインテリアに欠かせないアイテムです。
    ちなみに、ローバックでアームレストが分厚いモデルはクラブソファ、ハイバックで背もたれに特徴がある(両端がアーム部分にかけて羽のように伸びている)モデルはウィングバックソファ、と大まかな区別があるそう。
    チェスターフィールドという名前は、イギリスのチェスターフィールド伯爵に由来するという説が有名ですが、イギリス生まれであるということ以外、製作者や詳しい製作年代に関する記録などは不明です。そんなちょっとミステリアスなところも、チェスターフィールドの不思議な魅力なのかもしれませんね。

    チェスターフィールドソファの歴史。調べてみると実は謎だらけだった!


  • イギリスで200年以上も愛され続ける革製ソファ、チェスターフィールド。しかし上述の通り、その歴史は実のところベールに包まれたままです。イギリス・チェスターフィールド市の第4代市長である、フィリップ・スタンホープ(チェスターフィールド伯爵)が作らせたソファが始まりなのではないか、とする説が有力ではあるものの、それを立証する資料は現在でも見つかっていません。


  • フィリップ・スタンホープは政治家として活躍した人物ですが、その一方、作家としての顔ももっていました。彼が当時出版した本は、いわゆる紳士のモラルやエチケットを教えるマナー本のようなもの。マナーには非常に厳しい人物だったそうです。また、インテリアへのこだわりもとても深く、ロンドンに自身の屋敷を建てた際も、自身の書斎をロンドン一と自慢していた、なんて記録も残っています。
    チェスターフィールドは、もともと紳士が背筋を伸ばして座るためにデザインされたソファとされており、エチケットやマナーに厳しくこだわったスタンホープが、もし自身の書斎に置くために作らせたのだとすれば、あのような厳格なデザインになったのも自然なことと言えるかもしれません。
    昔ながらの技法で作られたチェスターフィールドは、中材として馬の毛やココナッツの繊維を使用し、シートもクッションなしのコイルスプリング、というのが定番でした。しかし最近では、普段使いのリビングのソファとしての用途に合わせ、さらに心地よく座れるように進化しています。従来のパブリックスペース専用のソファから、プライベートスペースでくつろぐためのソファへ。チェスターフィールドの伝統は守りながらも、時代とともに多様化するライフスタイルに適応しながら、チェスターフィールドは世界中で愛され続けています。

    チェスターフィールドソファはどうやって作られる?本場英国の伝統的な工法


  • チェスターフィールドソファの概要はざっとこんなところでしょうか。ここからは更にその魅力に迫るべく、チェスターフィールドソファの作り方に焦点を当ててお話したいと思います。
    今でこそ、ファブリック張りのカジュアルなチェスターフィールドソファも色々と作られていますが、チェスターフィールドソファと言えばやはり「革」。ということで、トラディショナルなソファ作りの工程ではまず最初に動物の皮をなめし、加工するところから始まります。皮に付着した毛と肉を丁寧にそぎ落とし、加えて石灰に漬けることで、細かい不純物を取り除きます。きれいになった皮はその後クロムの液体に漬けられ、均一の厚みにスライスされた後、再度なめしや染めを行い、仕上げへと進みます。
    皮の加工が終わったら、お次はフレームの組み立てが待っています。フレームには、厳選した高品質の無垢材が使われます。一つ一つ、職人が手作業で作り出したパーツを組み立て、ゆがみや曲がりなどがないか入念に点検。チェックをクリアしたフレームだけが、塗装の工程へ進んでいきます。塗りの作業も、もちろん一度では終わりません。何度も塗りを繰り返し、層になるように塗膜を作って仕上げます。


  • フレームの塗装を終えると、ソファの座り心地を左右する重要なセクター、「パディング」へ。ここでも職人が一つ一つ、手作業でスプリングを取り付け、パッドで包んでいきます。パディングの済んだソファは、いよいよ革の縫製と張り込みの工程へ入っていきます。加工を終えた革の中から使用する革を選んだら、型紙をあてて各パーツごとにカット。カットされた革は専門の職人が張り込んでいくのですが、この工程だけでも数日を要する、非常に手間のかかる作業です。
    こうして革を張られたソファは、最後にチェスターフィールドソファの最大の特徴とも言える、ボタンの取り付けや鋲打ちを施され、私たちのよく知る姿になるのです。ちなみに伝統的な工法の場合、連結鋲は使わず、全て単独の鋲を使用するのだそう。その数、通常で300、多いものになるとなんと1200個にもなるのだとか。それらを全て手で打ち込んでいるわけですから、チェスターフィールドソファがどれだけ手間暇かけて作られているのかは、想像にかたくありません。

    これって本物?チェスターフィールドソファの本物・偽物問題


  • そんな魅力あふれるチェスターフィールドソファですが、現在流通しているチェスターフィールドソファの中には、アジアで作られた比較的安価なものもあったりします。そうした背景からなのか、ネットでチェスターフィールドソファと調べてみると、「偽物」なんてちょっと物騒なワードが。でも、先ほどPoint.01でお話した通り、チェスターフィールドとはある特定のブランド・メーカーの名前ではなく、ソファの形の総称です。ですから、つまるところ本物も偽物もないわけです。例えばそれが中国で作られた製品だったとしても、チェスターフィールドの形・デザインであれば、商品名に「チェスターフィールド」と書いてあってもウソではありませんし、偽物でもないのです。
    とは言え、あまりに極端に安いものだと、偽物ではないとしても品質に不安が残りますよね。ソファのように大型の家具は、一般的にそうそう頻繫に買い替えるものではありません。できることなら、一生ものとは言わないまでも、長く付き合っていけるソファを選びたいはず。その場合には、ちょっとお値段は張るかもしれませんが、やはり本国イギリスで作られたチェスターフィールドソファがおすすめです。アジア諸国で作られているチェスターフィールドソファの中には、一枚革を使わず、小さな革をパッチワークのように貼り合わせて作ったものや、連結鋲を使いそれらしく見せているものもあるそうです。イギリス以外の国で作られるチェスターフィールドソファの全てがそうではないにしろ、中にはそういうものもある、ということは頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。チェスターフィールドソファを探すときには、チェスターフィールドの「見た目」だけ楽しみたいのか、中身まで抜かりなくこだわりたいのか、それに応じて候補を絞ってみると良いかもしれません。

    チェスターフィールドソファのリペアって何をするの?メンテナンス方法は?


  • 当店で仕入れてくるチェスターフィールドソファは、比較的状態の良いものがほとんど。とはいえ、時を経て木部にゆるみが出てしまっていたり、キャスターの動きが悪くなっていたり、クッションにへたりが見られたり、ということも間々あります。ラフジュ工房では、そういった不具合もきちんとリペアしています。ゆるんだ木部は締め直し、キャスターなどの可動部はスムーズに動くよう調整(場合によっては新品に交換することも)、へたったクッションはウレタンを追加してボリュームを復活!革部分はクリーニングとワックス掛けを行い、色抜けがあるときには革専用塗料で補色もしています。


  • ただ、どんなに綺麗にリペアされたソファでも、長い間使っていれば次第にダメージが出てくるもの。そんなとき、自分でできるお手入れ方法を知っておくと役に立つかもしれません。メンテナンスをする上でまず知っておきたいのは、ひと口に本革と言っても種類があるということ。ざっくり分けて、染料仕上げのもの・顔料仕上げのもの・染色していないヌメ革の3種類があります。染料仕上げの本革は、革の表面をコーティングせず、革を染めて色をつけたもの。革の自然な表情や質感、経年変化が出ているのが特徴です。一方顔料仕上げの本革は、革の表面を着色材入りの塗料でコーティングしたもの。使い込んでも傷や汚れがつきにくく、経年変化が少ない仕上げです。そしてヌメ革は、染色などしていないナチュラルな革を指します。
    染料仕上げの本革・ヌメ革製の場合、日々使用する中でオイルがだんだんと落ち乾燥してくると、ひび割れや色あせなどが起きてしまいます。乾燥を防ぐためにも、半年〜1年に一度くらいのペースでオイルメンテナンスを行うのがおすすめです。具体的なお手入れ方法は下記をご参考ください。


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    [1] 本革の表面についたホコリや汚れを落とすため、乾いたウエスで優しく拭く。
    [2] 新しいウエスにオイルを含ませ、全体に優しく塗る。
       (ムラなく均一に染み込むよう、伸ばすように塗るのがコツ!)
    [3] 全体にオイルを塗ったら、ベタつきがなくなるまで新しいウエスでオイルを拭き取る。
    [4] 風通しの良い日陰に半日〜1日ほど放置し、オイルを馴染ませる。
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    顔料仕上げの場合は、すでに表面がコーティングされているのでオイルなどでのお手入れは不要です。汚れがついたとしても、乾拭きや水拭きできれいになります。もしもそれだけでは落とせない汚れがついてしまったときは、中性洗剤を水に薄めて布に含ませ、優しく拭いてみてください。汚れが落ちたら洗剤が残らないよう水拭きし、最後に乾拭きして水分を拭き取りましょう。水分が残っているとカビの原因にもなりますので、丁寧に、でもしっかり拭き取ってあげてください。(顔料仕上げの本革の場合、中性洗剤ではなく革用クリーナーを使うのも○。念のため、まずは目立たないところで試し拭きするのをお忘れなく!)

    張地・色・サイズから考える、チェスターフィールドソファの選び方

    さて、ここまで読んで「うちにもチェスターフィールドソファがほしい!」と思ってくださった方のために、ここでは張地・色・サイズの3つの観点から、あなたにピッタリのチェスターフィールドソファの選び方をご紹介させていただきます。ぜひソファ選びの参考にしてみてくださいね!

    張地はやっぱり革?それともお手軽な布?両者のメリット・デメリット

  • チェスターフィールドソファの張地は、本革がメジャーです。しかし、近年ではファブリック素材のチェスターフィールドソファもよく目にしますよね。張地の違いは見た目の雰囲気はもちろん、使い勝手や耐久性など実使用面にも影響します。そのため、ソファ選びにおいては張地の種類も重要なポイント。ご自身の用途に合わせて、適切なものをチョイスしてみてください。

    ■本革張りのチェスターフィールドソファ
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    メリット:高級感がある。耐久性が高い。経年劣化を楽しめる
    本革張りのチェスターフィールドソファは、なんといっても高級感が違います。重厚感たっぷりな佇まいは、そこにあるだけでお部屋の雰囲気をグッと引き締めてくれそう。
    また、本革は使い込むほどにくったりと柔らかな表情に変化していくので、ちょっとくたびれたジャンクテイストともよく馴染みます。「革は育てるもの」と言ったりしますが、ダニやホコリなども付きにくく、適切なお手入れをしながら使えば何十年と長持ちするレザーのチェスターフィールドソファは、一生もののパートナーをお探しの方にはぜひおすすめしたいところです。
    デメリット:価格が高い。お手入れが必要
    本革張りのチェスターフィールドソファは、どうしても布製と比べて価格が高くなりがち。そのため、購入を検討する際には十分な予算を確保しておかなければなりません。
    また、革をきれいにエイジングさせるためには、定期的に保護クリームを塗るなどのお手入れが必要です。長く付き合っていける分手間がかかるという点は、人によってはウィークポイントと言えるかもしれませんね。

    ■布張りのチェスターフィールドソファ
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    メリット:肌触りが良い。価格が安い。色柄が豊富
    一方、布張りのチェスターフィールドソファは、柔らかい肌触りで座り心地が良いのが大きな魅力。よりカジュアルにチェスターフィールドソファを楽しみたい、という方には布張りがおすすめです。
    価格も本革と比べるとお手頃なものが多いため、購入のハードルも幾分下がりますね。ファブリックは色柄が豊富で、滑らかな手触りが人気のベルベット生地、リネンのようなウォッシャブル生地や撥水生地など、メンテナンス性に優れたものもたくさんあります。面倒なお手入れは避けたい…という場合には、布張りのソファに軍配が上がるでしょう。
    デメリット:使うほどに劣化する
    しかしながら、布張りのチェスターフィールドソファにもやはり弱点はあり、使ううちに磨耗で生地がすり減ったり、ダニや汚れ・シミなど付きやすい点には注意が必要です。特に、低グレードの生地となると価格は安いものの、耐久性やメンテナンス性が下がってしまいます。価格だけで判断すると後々後悔することになりかねませんので、できるだけグレードの高い生地を選ぶことをおすすめします。

    人気カラーは赤・緑・茶・白・黒!ソファを決めるには色選びも欠かせません

  • チェスターフィールドソファの定番カラーは、張地が革の場合、赤色・緑色・茶色・白色・黒色の5色。同じ形でも選ぶ色によってずいぶん雰囲気が変わるので、お部屋のインテリアとの相性を考慮しながら検討してみてください。


    • ■赤系(レッド)のチェスターフィールドソファ

      華やかな印象の赤は、存在感のあるソファが欲しい方におすすめ。ワインレッドのような深みのある赤色なら、チェスターフィールドの持つクラシカルな雰囲気をより一層高めてくれますよ。ただ、のんびりくつろぐためのソファをお探しの方は要注意。赤色は気分を高揚させるカラーなので、ソファの上でゆったりくつろぐという過ごし方には、ちょっと不向きかもしれません。
      また、狭いスペースだと圧迫感の出やすいカラーでもあるので、お家のリビングというよりは、サロンや飲食店など店舗什器におすすめです。



    • ■緑系(グリーン)のチェスターフィールドソファ

      知的な印象を与える緑は、落ち着きのあるシックなお部屋づくりにピッタリ。緑色は木や森など自然の色でもあるので、気持ちを穏やかにし、リラックスさせる効果があるのだそう。書斎やアトリエ、オフィスなど、物事に集中して取り組める環境をつくりたい場合には、グリーンのチェスターフィールドソファを取り入れてみると良いかもしれませんね。一緒にブラウンの机や本棚を置けば、上品で大人の雰囲気ただよう仕事部屋の完成です。



    • ■茶系(ブラウン)のチェスターフィールドソファ

      アースカラーの茶色は、ナチュラルテイストなインテリアと相性ばっちり。観葉植物などで、同じく自然の色であるグリーンを取り入れてあげると、目にも優しく安心感のあるお部屋になりますよ。
      ブラウンはこなれ感のあるカラーですので、クラシカルなアンティークスタイルから、ジャンクでかっこいいヴィンテージスタイルなどなど、幅広いインテリアにうまく馴染んでくれることでしょう。



    • ■白系(ホワイト)のチェスターフィールドソファ

      アイボリーなどの白系は、他の色に比べて汚れが目立ちやすいのがいささか難点ではありますが、女性らしいかわいいお部屋によく似合います。フレンチやシャビーシック、形によっては姫系などのインテリアとも相性抜群で、フェミニンな雰囲気を演出してくれます。



    • ■黒系(ブラック)のチェスターフィールドソファ

      黒は存在感抜群の色ですので、お部屋の中でも特にソファを際立たせたい!という方にはおすすめです。気を付けたいのは、チェスターフィールド自体がどっしりとしたつくりのソファなので、黒となると更に重厚感が増し、合わせ方によっては重々しい印象になってしまう恐れがある点。黒のチェスターフィールドソファは、広いお部屋に置くのがマストです。
      また、合わせるインテリアもあれこれ色んなものを置くというよりは、シンプル・ミニマルを意識してコーディネートを組み立てていくと、バランス良くおさまりますよ。シンプルで洗練されたお部屋であればあるほど、ソファの存在感や高級感が引き立ちます。

    1人掛け、2人掛け、3人掛け。暮らしに合わせたサイズ選びを

  • チェスターフィールドソファを取り入れるにあたっては、その大きさにも注意したいところ。体格の良いヨーロッパの人のために作られたチェスターフィールドソファは、日本人の私たちには大きく感じたり、置く場所によっては圧迫感を覚える場合もあります。例えば、当店で取り扱っているチェスターフィールドソファの場合、1人掛け・2人掛け・3人掛けの各大きさはこんな感じ。
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    ■1人掛け:幅800mm~1060mm/高さ700mm~1100mm/奥行840mm~900mm
    ■2人掛け:幅1300mm~1950mm/高さ665mm~1055mm/奥行890mm~1110mm
    ■3人掛け:幅1820mm~2100mm/高さ660mm~1020mm/奥行890mm~1170mm
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    1人掛けサイズの最もコンパクトなものでも幅800mmですから、他の家具との兼ね合いやお部屋の構造等によっては、無理やり押し込んだように見えてしまうかもしれません。チェスターフィールドソファをお迎えするときには、生活に必要なスペースと普段の動線を思い出しながらサイズ感を見極めましょう。また、お部屋の広さに余裕がある場合には選択の幅も広がりますので、ソファの上で自分がどう過ごしたいのかもイメージしつつ、最適なサイズのソファを探してみてくださいね。

    チェスターフィールドのインテリアコーディネート実例

    最後に、チェスターフィールドソファを取り入れたおしゃれなコーディネート例をご紹介。ここではビンテージスタイルとエレガントスタイルの2例をご紹介しますが、チェスターフィールドはさまざまなテイストにマッチするソファです。どんなお部屋をつくりたいのか、コーディネート例を参考にしながらイメージを膨らませてみてください。


    • アイアン×本革ソファでつくるオシャレなビンテージリビング

      古いものならではの使い込まれた質感がすてきなビンテージスタイルの家具たち。センターテーブルには、イギリスアンティークの古いトランク。お部屋の中心に置くことで、男らしいオシャレな雰囲気を作ってくれます。トランクは収納ボックスとしても使えるので、雑誌などを入れておくのに便利です。
      リビングの主役でもあるソファは、イギリスアンティークのチェスターフィールドの本革ソファ。高級感あふれるどっしりとしたデザインで、ラグジュアリーな雰囲気を演出してくれます。
      壁際には、シャビーな鉄と古い木の質感がオシャレなディスプレイラック。2台使いすることで、広い壁面を飾るようにたくさんの本や雑貨を収納できます。
      イギリスアンティーク家具を取り入れたビンテージスタイルのリビング。昼も夜も、自分らしい時間を過ごせそうなお部屋になりました。

      インテリア例の詳細はこちら



    • エレガントなリビングで、チェスターフィールドに身を委ねる優雅な時間

      このお部屋で使用したのは、アンティークグリーンのチェスターフィールド。深みのある色合いと革地の光沢が高級感を放ちます。もちろん座り心地も申し分なく、特別で優雅な時間を過ごすことができますよ。
      このソファが作りだす雰囲気をより一層引き立てているのが、上品な壁紙が印象的な飾り棚。シックなブラックペイントと落ち着いた色合いのボタニカル柄が、チェスターフィールドと良くマッチしています。
      ソファに合わせるテーブルは、センターテーブルではなくサイドテーブルにしました。それぞれのソファにサイドテーブルを添えることで、飲み物を飲んだりちょっとした書き物をしたりという動作も行いやすくなっています。どちらのテーブルもシンプルなデザインで、存在感のあるチェスターフィールドと飾り棚を引き立てます。
      それぞれの家具がバランス良く調和し、訪れた人も優雅な気分で過ごせる特別な空間に仕上がりました。

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    チェスターフィールドソファでワンランク上のインテリアを楽しもう

    ということで、チェスターフィールドソファの魅力をたっぷりご紹介させていただきました。チェスターフィールドは、もともと紳士が背筋を伸ばして座るためのソファとされていたため、シートの座り心地も硬めに作られています。ただ、革は使い込むほど柔らかくなるもの。しばらく使っているうちに、体に馴染む絶妙の座り心地に変化します。時を経て、革の風合いが一層味わい深く育った頃には、愛着もひとしおでしょう。そういう意味でも、チェスターフィールドは堅牢なモノを永く愛用する、まさにイギリスらしいソファと言えます。
    また最近は、よりカジュアルにチェスターフィールドの雰囲気を楽しめるよう、ファブリックタイプのものも多く販売されています。素材によって多彩な表情になるチェスターフィールドは、ヴィクトリアンスタイル、シャビーシック、インダストリアルスタイルなど、さまざまなインテリア空間にマッチしてくれるのが嬉しいところ。クラシカルなアイテムながら、現代のインテリアにも違和感なく合わせることができる、タイムレスな魅力があります。皆さんも、ぜひ長いときを一緒に過ごす相棒として、チェスターフィールドソファをお迎えしてみてはいかがでしょうか。


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