国内外のアンティーク家具・ブランド家具が最大50%OFF!

ゴールデンウィークのお休みについて

日本で一番あなたのわがままを叶えるアンティーク家具屋

  • ご注文・ご相談・お問い合わせ

    0294-70-3730

  • 無料査定・買取ご相談

    0120-719-556

電話受付:10:00〜17:00 定休日:土・日・祝

選ばれる理由

リメイク

オーダー家具

家具買取サービス

» 全商品一覧を見る

価格

円 〜

mm 〜 mm

高さ

mm 〜 mm

奥行き

mm 〜 mm

フリーワード

この条件で検索

TOP> ネイサン(Nathan)

ネイサン(Nathan)

52

ネイサン(Nathan)は、ロンドンで1916年にバーネットネイサン(Barnet Nathan)によって設立されたイギリスを代表する老舗家具メーカー、ネイサン社のブランドです。
20世紀半ばのヨーロッパ中で巻き起こった北欧家具の流行に合わせ、伝統的な英国家具から北欧デザインの家具へと舵を切ったネイサンは、他のブランドとは一線を画したデザインとアイテム数の多さで勝負し人気となりました。
様々なタイプの収納家具を組み合わせて使うことができるチークコレクション(クラシックレンジシリーズ)と呼ばれるユニット家具が特に有名で、細い形や大きいものから小さいものと実に多くの収納キャビネットが存在しています。
それらをどう組み合わせて使うかを考えるのもネイサン家具ならではの楽しみ方です。
ラフジュ工房ではそんなネイサンをイギリスから輸入して販売しております。チークコレクションのキャビネット類はもちろん、ネストテーブルやダイニングテーブル、チェアも取り揃えてございます。
アイテム数の多いネイサンですが、1アイテムを大量生産している訳ではないので同じものがまた手に入るかは分かりません。もし気になる商品がございましたらぜひお早めにご検討くださいね。
また、こちらのページではリペア前の状態で掲載している商品もございますが、ご注文が入り次第、ラフジュ工房の腕利きの職人が高品質リペアを施します。どうぞ安心してお買い物をお楽しみください!

ネイサン(Nathan)以外のヴィンテージ家具の商品一覧はこちら


とことんくわしく解説! ネイサン(Nathan)ってどんなブランド?



3色の商品タイプのマークについて

ネイサン(Nathan)

 

 

 

           

ネイサン(Nathan)は「美しくエレガントな家具をデザインし、品質と価値を提供する」ブランド

ネイサン(Nathan)は、「美しくエレガントな家具をデザインし、品質と価値を提供する」をビジョンに掲げ、その言葉にふさわしい家具を生み出し続けた英国ミッドセンチュリー時代を代表するブランドです。
現代でも英国ヴィンテージ家具の代表格として、多くのコレクターから支持されていますが、はじまりはロンドンの小さな工房からでした。
そんなネイサンがどんな歴史を辿り現在の地位に立ったのか、なぜ人気となったのか、人気故に偽物は存在するのかなど、くわしく解説していきます!

先ずはネイサン(Nathan)の歴史から

    • ネイサン社は1916年にロシア生まれのバーネット・ネイサン(Barnet Nathan)によって創業され、ロンドンのハックニーロード(Hackney Road)沿いの小さな工房で家具作りを始めました。
      創業当初のネイサンはイギリスの伝統的なデザインのクラシカルな家具を作っていましが、当時は戦時中であったため、高級な家具などは簡単に売れるはずもなく、弾薬箱や木製のテントペグなどを作り日銭を稼いでいたそうです。
      当時のイギリスは戦争不安や景気の低迷による経済不況で倒産も珍しくないほど、どこの家具メーカーも苦しい状況でした。

    • その苦しい時代を乗り越え、若者を中心に活気づいてきた20世紀半ばのイギリスでは、伝統的なクラシック家具の人気が衰え、スカンジナビアデザイン(北欧デザイン)が流行の兆しを見せていました。
      その時流に乗れず、時代遅れとなってしまったネイサン社でしたが、1952年にバーネット・ネイサンの二人の息子、ジェロイドとクライブが事業に加わったことで転機が訪れます。
      兄弟は父であるバーネット・ネイサンにデザインの重要性を強く訴えかけ、ダイニングルームの家具を大幅に改良しました。若い2人は、打破しなければいけないネイサン社の苦しい状況とスカンジナビアデザインの可能性をしっかり見据えていたのでしょう。

    • こうしてネイサン社は伝統的なクラシック家具からモダンでスタイリッシュな家具へと舵を切っていきます。
      息子二人が加わった2年後の1954年、ニューヨークの家具展覧会にてトラー コレクション(tola collection)を発表。世界でも先進的なそのデザインは非常に高く評価され一躍有名になりました。
      勢いに乗ったネイサンはいよいよ本格的にスカンジナビアデザイン家具の市場に参入を目指します!

    • 本格参入にあたっては、実際にスカンジナビア地域に渡りデザインの研究をしたそうです。
      1963年には「スカンジナビアンデザイン バイ ネイサン」を宣言し、本格的なスカンジナビアデザインの新シリーズ「シタデル」を発表。
      1960年代後半には、サークルズモデル(円形デザイン)のサイドボードを、1970年代には後にネイサンの代名詞といわれるデザインのチークコレクション(クラシックレンジシリーズ)を発表。
      チークコレクションは当時家具業界では最先端のユニット式のラインナップとなっており、最も多い時期は70種類のアイテムを組み合わせることが可能でした。

    •                 
                            

      こうしてネイサンは他にはない商品展開で勝負し、ジープラン(G-PLAN)やA.H.マッキントッシュ(A.H.McINTOSH)と並ぶ英国家具ブランドとなったのです。
                            

      現在のネイサン(Nathan)は…

      1980年になると、海外からの安価な家具との競争が激化していき、ネイサン社は苦しい時期を迎えます。
      1981年には同じイギリスの老舗家具メーカー、パーカーノール(Parker Knoll)社に買収されました。
      経営は変わっても、ネイサン家具の代表的十字デザインのチークコレクションはその後も受け継がれ、ラインナップこそ減りましたが今も現役で販売されています。そんな新しいネイサン家具も、ヴィンテージのネイサン家具と同様に多くの人々に愛されています。

ネイサン(Nathan)が現代でも愛される理由

1950年〜70年代にかけてイギリスでも大流行したスカンジナビアデザイン(北欧デザイン)の波に押され、イギリスの家具業界は生き残りをかけた激しい競争が繰り広げられていました。
ジープラン(G-PLAN)やA.H.マッキントッシュ(A.H.McINTOSH)など並いる強豪がひしめき合う中で、ネイサンはどのようにユーザーの心を掴んだのでしょうか?そこには他の家具ブランドにはない強みがありました!

1.ネイサン(Nathan)の造形美 ー 伝統と革新の融合

家具といえばアンティーク家具で有名なイギリスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そうです!イギリスといえば家具のメッカといっても過言ではないほどに深い歴史と文化があります。
そんなイギリスにおいて、ネイサンは伝統的なクラシック家具と革新的な北欧家具の融合を最も成功させた家具ブランドと言えます。
ネイサンの代表作、チークコレクション(クラシックレンジシリーズ)はその伝統と革新の融合で生まれたデザインです。
シンプルで直線的なデザインを基調としながらも、扉のクロスバンティング(十字様式)と言われる装飾が特徴的で、北欧デザインの洗練された部分とイギリスのエレガントさを絶妙な加減でミックスしたネイサン独自のデザインとなっています。

2.ネイサン(Nathan)の機能美 ー ミニマルな暮らしで役立つ便利アイテム

1950年から流行したスカンジナビア文化は家具のデザインだけでなく人々の生活スタイルにも大きく影響を与えました。
北欧の文化に共鳴した人々がシンプルで無駄を削ぎ落とした「持たない暮らし」を実践するようになり、家具も最低限の物しか持たない代わりに、多機能なものを求めるようになったのです。
そんな中、ネイサンは「持たない暮らし」のミニマリズムに合わせた発想力豊かな便利アイテムを次々発表していきました。
その代表格がこちらのテレフォンベンチとスツール付きのコーヒーテーブルです。
テレフォンベンチはその名の通り、電話台に椅子の機能を併せ持たせました。当時の若者がここに腰掛け、恋人や友人と長電話を楽しんだのでしょう。そんな様子が目に浮かびます。
スツール付きのコーヒーテーブルは、3つのスツールがコーヒーテーブルの下に格納でき、しかもそれがデザインの一部になるよう設計されているという、目から鱗のアイテムです。スツールは補助テーブルとしても使えます。
どちらも優れたデザインの中にも家具としての拡張性を持たせ、一つのアイテムで複数の役目を果たせるように考え抜かれています。


3.ネイサン(Nathan)の豊富なアイテム ー 機能性、利便性、デザイン性を追求したウォールユニット

いかにネイサンが革新的であったか語る上で外せないのがこちらです!
扉のクロスバンティングデザイン(十字様式)が特徴的なチークコレクション。クラシックレンジシリーズやクラシックコレクションとも呼ばれています。
このシリーズは組み合わせて設置することを前提にデザインされているユニット式の家具で、当時のイギリスでは最先端の発想でした。
狭い居住スペースだった都市部の生活者の中には壁一面にこのユニットを設置する人も少なくなかったそうです。
そしてなんとこのシリーズは今でも販売を継続しているロングセラーとなっています。
現代ではなかなか手に入りにくいアイテムもありますが、当時は70種類ものアイテムが作られ、その豊富さがヴィンテージ家具コレクターの心を掴んでいます。

ネイサン(Nathan)が現代でも愛される理由は敷居の低さとフィット感にあった

このようにネイサンはスカンジナビアのデザインやライフスタイルを取り入れつつも、イギリス色も織り交ぜたデザインで、保守的な考え方の人々も取り込み人気となりました。
いくら流行りといっても、プライドの高いイギリス人の中にはスカンジナビア文化と距離を起きたがる人もいたと言われています。
ネイサンはそのような人々にも受け入れてもらえるように、他のイギリス発の北欧デザイン家具ブランドに比べ、よりイギリス家具感を残した親しみやすいデザインで成功しました。
更に、豊かな発想力でデザインされた暮らしにフィットする家具で他のブランドと一線を画しています。

シリーズで見るネイサン(Nathan)! あなたの好みは?

ネイサンはジープラン(G-PLAN)ほどではありませんが、シリーズが豊富なブランドです。
スカンジナビアデザインに大きく影響されたスタイリッシュなシリーズを経て、一番のロングセラーとなったのは、意外にも英国家具のエレガントな部分をミックスしたスタイリッシュすぎないシリーズでした。
それではネイサン家具の変化を年代順に見ていきましょう!

1940年代発表 コンプトンシリーズ(Compton collection)

  • 伝統的なクラシック家具とは一線を画した当時のイギリスにおいて最先端なデザインとなっていて、レトロ感のある個性的なフォルムのシリーズです。今で言うところのミッドセンチュリーデザインですね。
    この頃のイギリスはスカンジナビアデザインの流行りはじめで、ネイサンは伝統的英国家具から一新したデザインに挑戦した時期でした。1940〜1950年前半に製造されたシリーズなので非常に希少価値が高いです。

1954年発表 トラ-シリーズ(tola collection)

  • 1954年に発表され、ニューヨークの家具展覧会で高く評価されたシリーズです。これを機にネイサンブランドは世界に知れ渡りました。
    黒い塗装とブラウンの杢目のコントラストが秀逸なシリーズですが、脚の部分に黒を使ったデザインがジープラン(G-PLAN)のトーラ&ブラックシリーズ(BBシリーズ)に一見よく似ており、混同されがちです。
    記録を見る限りではネイサンの方が先に発表しているようです。

1963年発表 シタデルシリーズ(citadel collection)

  • ネイサンが「スカンジナビアデザイン バイ ネイサン」を宣言し、本格的にスカンジナビアデザインを取り入れたシリーズで、無駄を極限まで削ぎ落としたデザインに仕上がっています。
    取っ手部分にまで無駄がなくシンプルですが、つくりを見てみると、イギリスの職人魂を感じる堅実かつ丁寧なつくりで、家具としてのクオリティーが高い良品です。

1960年代発表 コリントシリーズ(corinthian collection)

  • 直線的でスタイリッシュ。本体を支える脚も無駄な装飾を省き非常にシンプルなデザインですが、実は取っ手の部分にこだわっているシリーズです。
    本体部分はチーク材なのに対して、取っ手の部分には彫り込んだローズウッドをさり気なく使い、質感を変えてあります。そのこなれたスタイルが玄人好みのデザインとなっています。

1960年代発表 キャメロットシリーズ(camelot collection)

  • 当時のニーズに合わせたザ・スカンジナビアデザインといった感じのデザインですが、よく見ると随所にネイサンの高い技術が感じられます。
    手に馴染む丸みを帯びた削り出しの取手と、ネイサンが「チーク材のスペシャリスト」と呼ばれる様になったのが頷ける、チーク材の杢目の美しさを最大限に引き出したシリーズです。

1960年代発表  サークルズサイドボード

  • デザイナーのパトリック・リー(Patrick Lee)がネイサンのためにデザインしたサークルズサイドボードは、そのハイセンスなデザインで近年人気急上昇しています。
    文字通り扉の円形が印象的ですね。
    ヴィンテージの世界ではネイサンと言えばこのサイドボードという愛好家もいるほど。大胆に丸を使う革新的で美しいデザインです。
    サークルズほど有名ではありませんが、対照的なスクエアデザインのスクエアズサイドボードもあります。

1970年代発表 チークコレクション(クラシックレンジシリーズ)

  • ネイサンと言えばこれ!というネイサンの代名詞とも言えるのがこのチークコレクションです。
    デザインの特徴は扉のクロスバンティング(十字様式)。これは英国伝統のジャコビアン様式に着想を得てデザインされ、他の北欧デザインのブランドにはないネイサン独自の色を出しています。
    さらにこのシリーズは単体として使うだけでなく、アイテムを好きに組み合わせられるユニット式の家具として使えることでも人気でした。
    そのアイテム数は当時70種類にも及び、ネイサン独自の商品展開で他のブランドとの差別化を図りました。

ネイサン(Nathan)のヴィンテージ家具に偽物ってあるの?

当店でも数多くのネイサンを見てきましたが、今のところ偽物に出会ったことはありません!
というのも、偽物の家具を作って儲けようとするのは困難だからです。なぜかというと、偽物とバレないような品質でネイサンと同じような家具を作り、同じような金額で販売したとしても全く儲かりませんからね。
それほどに良い家具を再現するというのは難しいということです。
そんな理由から家具においては、品質でなく名前だけで売れる余程ブランド力がある高価なものでない限りは、偽物が出回ることはありません。
だだし実物を見ずにインターネットで家具を購入できる時代ですから、サイトにはきれいな画像を載せておいて実際に届いてみたらボロボロ…なんてことはあるかもしれません。
そうならない為にも、アフターサービスがしっかりしている信頼できるショップで購入されることをおすすめします!(もちろんラフジュ工房はしっかりリペアをして、お客様にご満足いただけるお品物をお届けしますよ!)

制作年代を知るカギ!実はいろいろあるネイサン(Nathan)のロゴマーク

前述の通りネイサンの偽物に出会う確率は非常に低いですが、ブランドを示すタグやシールがついていればより安心ですよね!
ここでは年代で変わっていったロゴマークを紹介します。
シールタイプのロゴマークは剝がれてしまっているものもありますが、ネイサン家具はヴィンテージ家具を数多く扱っているショップなら必ず分かりますのでシールがなくてもご安心を。
また、ロゴマークが古いものほど価値があるというわけではありませんので、あくまでもヴィンテージを楽しむ予備知識として参考にしてくださいね。

1940〜1950年前半 ネイサン(Nathan)初期モデルの希少ロゴマーク

  • アールデコ 初期モデルコンプトンシリーズのみに使われたロゴマークです。
    黒のラベルの金属素材の銘板を釘で打ちつけてあり、「ネイサン プロダクト」の文字と天使の絵柄が入っているクラシックなデザインです。
    ネイサンがまだ完全にスカンジナビアデザインに移行していない時期のロゴマークで、年代も古く生産数も少ないため非常に希少です。

1960年代~1970年代前半 ネイサン(Nathan)のスライム型ロゴマーク

  • 水色のスライム型の金属製タグを釘で打ちつけてあり、「ネイサンクオリティ」の文字が入っています。
    60年代中頃になると、スライム型デザインはそのままのシール製に切り替わります。
    最も数が出回っているタイプで、この年代のネイサン家具はデザインや品質も向上し油が乗っている年代と言って良いでしょう。

1970年中頃~1980年 ネイサン(Nathan)のロゴマークがシンプルで大きく 

  • 黒に金文字のシール製で「ネイサン ザ マスター クラフトマン」と表記してあります。
    この年代は白地に青色文字のシールのものも同時期に存在しています。
    どちらも比較的数が出回っていて、主にチークコレクションに貼られています。
    年代も浅いためコンディションが良いものが多いのも特徴です。

         
  •            

1981年~ ネイサン(Nathan)のロゴは今… 

  • 1970年代後半から、安価な家具の流通が盛んになったことにより、経営が厳しくなったネイサン社は残念ながら1981年にイギリスの家具ブランド、パーカーノール(Parker Knoll)社に買収されました。
    ネイサンブランドは引き続き存在し、チークコレクションは現役で製造されていますが、ロゴマークはパーカーノールとなったものもあります。

最後に  『ネイサン(Nathan)の家具に囲まれて』

英国風のエレガントさと北欧風のシンプルさを兼ね備えた家具ブランド、ネイサンはいかがだったでしょうか?
ネイサンの家具は、本場イギリスにおいてもその汎用性から、どんなインテリアにも合わせやすいと幅広いユーザーから人気を博しています。
また、他の北欧家具ブランドに比べてキャビネットなどの収納家具系のラインナップが多いことも特徴です。
ワンポイントとして使うのもいいですが、実用的な収納家具が豊富にあるブランドなので、お気に入りを見つけて一つずつ増やし、自分好みの収納を完成させてみてはいかがでしょうか。

ラフジュ工房では年に2回ほど、大型コンテナでイギリスからヴィンテージ家具の輸入を行っております。
ネイサンの家具も多くのシリーズを皆様にお届けできるように、これからもできる限り仕入れていきます。
そしてラフジュ工房にやってきたネイサンの家具は、腕利の職人が隅々まで確認をし、末長くお使いいただけるようにしっかりとメンテナンスをしてお届けします。一生付き合える家具ですので、どうぞ安心してお使いください。
一台取り入れればイギリスらしさと北欧らしさを楽しむことができるお得なネイサン家具です。ぜひご検討くださいね!


店舗・ショップの情報はこちら