アンティークのダイニングテーブルには引き出しが付いたデザインのものがたくさんあります。
一台で何役も担うダイニングテーブルにちょっとの引き出しが付いていることで片付けにも役立つことは以前に “片付けもおまかせ！アンティークの引き出し付きダイニングテーブル” でもご紹介したことがありますが、具体的には何を入れたら便利でしょう？
ダイニングテーブルは家族みんながいろいろな目的で使うからこそ、そこに付いている引き出しの使い方もさまざまです。今回は、アンティークダイニングテーブルに付いている “ちょっとした” 引き出しを便利に使うための “ちょっとした” 活用術をいくつかご紹介してみたいと思います。
家族みんなに便利、カトラリー収納
ダイニングテーブルに家族みんなが集まる時間。それはやっぱり食事の時間ですよね。ダイニングテーブルに付いた引き出しの使い方のなかでも、多くの方が実践しているのはきっと食事に使う小物の収納だと思います。
実践している方はきっと共感してくださると思いますが、日常的に使用するお箸やスプーンなどのカトラリー類を引き出しに入れておくと、さっと取り出すことができてとても便利です。また、小皿や豆皿などの小さな食器類を入れておくと、食事の最中にとっさに取り皿が必要になったときでも、わざわざ立ちあがることがなくて済んだりします。
お母さんの作業に必要なものを
お家の中で、お母さんの作業スペースって意外と限られていたりしませんか？郵便物の確認や子どもの学校への提出物の準備、また家計簿をつけるなど、こまごまとした作業をダイニングテーブルで行うお母さんは多いと思います。
ダイニングテーブルを一番活用するお母さんのために、必要な文房具や書類、大きさに余裕があれば家計簿やノートPCなどを入れておくというのも、引き出しの便利な活用術です。ダイニングテーブルの引き出しに、食事とは無関係なものを入れるのって、案外思いつかないけれど、試してみると想像以上に便利なんですよね。
あえて何も入れない、という活用術
一台で、食卓としても、ちょっとした作業机としてもと、多目的に使われる引き出し付きダイニングテーブル。使い方としてもう一つ多いのは、子どもの勉強机として使うという方法でしょうか。
お子さんの宿題する姿を確認できるのって、やっぱりお母さんにとっては安心なものです。けっこう時間がかかる子どもの宿題。途中におやつ休憩をはさんだり、食事の時間にかかって勉強を一旦ストップということもありますよね。そんなとき、勉強道具を一時的に避難させる場所として、ダイニングテーブルの引き出しを一つ、あえて空っぽにしておくというのも意外と使える方法です。
「引き出しに何も入れない」という活用術、一度試すとその便利さに気づくと思いますよ。
便利な引き出し活用のために注意するポイントは？
さまざまに活用できるからこそダイニングテーブルの引き出しには、関係するものをついつい何でも収納したくなってしまうかもしれません。”とりあえず入れておこう” なんて軽い気持ちでどんどん入れてしまうと、あっという間に中がごちゃごちゃ…ということも。せっかくの便利な引き出しを、有効に活用するためのポイントも確認しておきましょう。
一番おすすめなのは、引き出しに入れるものを、ずっと入れておくべきものか、一時避難か、という基準で選別し、それに合わせた収納方法を考えること。例えばカトラリーや小皿、ちょっとした文房具のように、ずっと入れておくべきものであれば、取り出しやすさや整理のしやすさを重視して、モノが混在しないように分類して、しっかり収納するほうが良いですよね。
反対に、一時避難であれば、あまり細かく考えすぎず、パッと入れてパッと出す、ということに重点を置いたほうが気軽に活用できると思います。ただし、ダイニングテーブルの引き出しの収納力はそれほどないことがほとんど。郵便物やお子さんの学校からの配布物など、一時避難のつもりがいつまでも…なんてことだとあっという間にモノが溢れてしまうことになりますので、あくまで “一時” であることを意識して入れるようにしましょうね。
最後に
アンティークダイニングテーブルは種類も豊富、使い方もたくさんあるからこそ、そこに付いている引き出しの活用術もさまざま。みなさんの参考になる方法はあったでしょうか。
何を入れるか、入れないか。それぞれのご家庭での便利な活用術、ぜひ見つけてみてくださいね。
