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キッチン インテリア アンティーク家具について

アンティークテイストのキッチンインテリア実例4選

毎日の暮らしを営んでいくのに欠かせない場所、キッチン。
“食事を作る場所”というイメージが強い空間ですが、たとえば、なかなか寝付けない夜にそっとコンロで温めたホットミルク。気が向いたとき限定でお菓子を焼くオーブン。料理をしている母とする、カウンター越しの他愛のない会話。
そんな少しばかり特別で、それでいて懐かしいキッチンの記憶、ありませんか?
生活を色濃く反映するキッチンには、それぞれのお家の小さな思い出がそこら中に転がっているような気がします。思い入れのある場所だからこそ、好きな家具や小物を取り入れて、居心地のいいとっておきの空間にしたいですよね。
そこで今回は、西洋アンティークのテイストを中心に、キッチンを彩る様々なコーディネートをご紹介していきます。
スタイルごとのコーディネートのコツなどをまとめたので、どんなキッチンを作ろうか迷っている方や、そろそろ違う雰囲気のキッチンに模様替えしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

素朴な味わいが魅力的なヨーロピアンカントリー

キッチン カントリー

生活の気配が感じられるあたたかなキッチンを目指したいのなら、素朴でナチュラルな味わいが魅力的なヨーロピアンカントリースタイルはいかがでしょうか。
ヨーロッパの田舎の雰囲気を思わせるような穏やかで優しい空間で、ゆったり料理や食事を楽しみたい方におすすめですよ。

カントリーにまとめるコツは、ナチュラルな木色使い

キッチン 色 白

ヨーロピアンカントリーのキッチンを作るには、ナチュラルな明るい木色を中心にまとめるのがポイントです。
木色だけでは単調だと感じる場合は、アクセントとして白を基調とした淡い色のペイント家具を置いてみてください。アンティークの使い込まれた木の味わいと合わさることで、柔和な雰囲気を壊すことなく、空間に穏やかなメリハリをつけてくれますよ。

アクセントに寒色を取り入れて大人ガーリーに

アンティーク キッチン 雑貨

木色と淡いパステルカラーを中心にコーディネートを行うヨーロピアンカントリーは、どうしても雰囲気がガーリーになりがちです。
もしも「ちょっと可愛らしすぎるかも…」と感じたときは、差し色に寒色系の家具や小物を取りいれてみましょう。
パキッとしたブルーを差し色に入れれば爽やかな印象に、ブルーグレイなどのくすんだ色合いの物を取りいれればシックで落ち着いた雰囲気を演出できますよ。
甘さを抑えた大人ガーリーなキッチンづくりには、差し色をうまく使うことがポイントです。

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格調高いヨーロピアンクラシック

キッチン ヨーロッパ

アンティークらしいクラシカルな高級感を味わいたい、という方には、ヨーロピアンクラシックのキッチンがおすすめ。
豪華さを少しだけ取り入れて、日常使いのキッチンに大人びた落ち着きを加えるのも素敵ですね。

艶のあるダークトーンの木製家具で揃える

キッチン 色 統一感

カントリースタイルと同じく木製家具で揃えるヨーロピアンクラシックスタイルですが、大きな違いは木材の色味。
落ち着いたダークカラーの家具を選ぶだけで、簡単にクラシックな雰囲気を演出することができます。さらなる高級感をプラスしたい場合は、家具の細部に装飾が施してあるものを選ぶといいですよ。

クラシックなアンティークには小物使いで軽やかさをプラス

キッチン アンティーク 食器

重い色味の家具を多用するヨーロピアンクラシックスタイルのコーディネートでは、キッチンが暗く沈んで見えることも。
そんなときは、キッチン雑貨で彩を加えてあげるという手もありますよ。
食器棚に飾る食器や作業台に置いておくキャニスター、コンロに並んだミルクパンなど、小物類で雰囲気を和らげれば、上品ながらも居心地のいいキッチンを作ることができます。
このとき、あれもこれもと差し色を入れてしまうとポップになりすぎたり、インテリアにまとまりがなくなってしまうことがあるので、ほどよいバランスを見極めることが大切です。

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すっきりとした雰囲気がスタイリッシュな北欧デザインスタイル

キッチン 北欧

現代的でスタイリッシュな雰囲気が魅力的な北欧デザインスタイル。
アンティークらしいクラシックでエレガントなキッチンも素敵ですが、軽やかでかっこいいキッチンを目指すなら、こちらのスタイルをおすすめします。

作りたいキッチンの雰囲気を思い浮かべながら

食器棚 北欧

シンプルで素材を活かした北欧デザインの家具は、どんなスタイルにも馴染む使い勝手の良さも魅力のひとつです。
イエローやオレンジ、グリーンなど、鮮やかで可愛らしい色合いの小物を取りいれれば一気にレトロポップなキッチンに。男性も使いやすいユニセックスな雰囲気を目指すなら暗めの青や黒、カーキなどの重めの色味のものを選ぶことで、スタイリッシュさがいっそう際立つメンズライクなキッチンを演出できます。

キッチン モダン

差し色ひとつで様々なスタイルに溶け込む北欧家具を使う際には、しっかり自分の理想の雰囲気を思い浮かべながら、コーディネートの軸がぶれないように意識しましょう。

北欧風ビンテージ×レトロ家具!冬もほっこり過ごせるダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

ロマンチックとジャンクの調和を楽しむシャビーシック

キッチン シャビー シック

シャビーシック(Shabby chic)とは、
Shabby=みすぼらしい、ボロな
Chic=優雅な、あか抜けた
という言葉どおり、ダメージ感がありながら、どことなく優雅で上品さが感じられるスタイルのことを指します。可愛らしさと大人っぽさをうまく調和させた独特の雰囲気は、女性を中心に高い人気を集めています。
しかし、シャビーシックの核とも言える退廃的な古びた風合いは、突き詰めすぎると生活感を薄くしすぎてしまうことも。
上手にコーディネートして、ほどよく暮らしの中に馴染ませてあげましょう。

暮らしの中に取り入れるポイントは“ラフさ”

キッチン ナチュラル

あまりにも生活の様子が丸わかりなのも考え物ではありますが、やはり居心地のいい空間づくりにはある程度の生活感は欠かせません。
どこか幻想めいたノスタルジックなシャビーシックスタイルをキッチンに取り入れるときは、ナチュラル感が作り出す“ラフさ”をプラスしてあげることがポイントです。

やわらかな色合いとカントリーウッドでナチュラル感を演出

キッチン 色 ブラウン

シャビーシックな家具を空間に馴染ませるカギは、色使い。
くすんだ白やグレーカラーで統一するのが定番ですが、そこにベージュ系のやわらかなカラーを意識して加えると、ぐっとナチュラルな要素が増えるのでおすすめです。
また、素朴な印象のカントリー家具を組み合わせると、ほっと一息つけるような居心地のいいラフ感を演出することができます。パイン材の明るい木色やシンプルな意匠がシャビー特有の物悲しい雰囲気を緩和し、キッチンを明るく見せてくれますよ。
ナチュラルな印象をプラスして、見た目も使い心地も兼ね備えたシャビーシックなキッチンを作ってみてくださいね。

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最後に

アンティークテイストのキッチンコーディネート、いかがだったでしょうか。
同じ西洋アンティークでも、色合いや小物使いでガラリと雰囲気が変わるのが興味深いですね。家族の思い出が詰まったキッチンを思い思いにコーディネートして、日々の暮らしをさらに楽しんでいってください。
今回のMAGでは西洋アンティークを中心にしたコーディネートをお届けしましたが、次回は和の要素を取りいれたコーディネートをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

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