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コラム

鎌倉エリアでおすすめのアンティークショップ18選

山と海を臨める自然豊かな土地と、歴史の情緒を感じられる街並みに惹かれて全国から観光客が集まる鎌倉。

人気観光地だからこそおしゃれなお店が充実していますが、ただおしゃれというだけではなく、その根底には鎌倉の気風を表すようなおおらかさが潜んでいる気がします。

そんなおおらかな気風のなかで、のびのびと自分の好きなものを提案するショップのなかには、こだわりのアンティークショップもたくさんあるんですよ。

北鎌倉アンティークモールや、2022年にオープンしたばかりの「英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】」も、鎌倉におけるアンティークの存在感をより強めてくれました。

今回はそんな鎌倉市にあるおすすめのアンティークショップをご紹介します。

店舗情報も記載しているので、気になったお店があったら足を運んでみてください。

※掲載時の情報です。実際の情報と異なる場合もあるので、詳細は店舗HPなどでお確かめください。

アンティーク家具

鎌倉駅エリア

CREARE(クリアーレ)

 

ミッドセンチュリー期に生まれた世界各国の家具や雑貨を楽しめるアンティークショップ「CREARE」。

フロアに並ぶのは北欧やイギリス、アメリカ、フランスにドイツなど、北欧から発信されたモダンデザインが堰を切ったように世界中に溢れたミッドセンチュリーの数々。

例えばイギリスのG-PLAN(ジープラン)が製造するフレスコのラウンドエクステンションテーブル。

拡張式のテーブルは、たまの来客があった時にはとても便利なものですよね。

それが艶やかなチーク材に細やかな意匠と、高いデザイン性すらも備えているのですから、食卓を楽しく変えてくれるに違いありません。

 

 

そのG-PLANのテーブルにも合うアーコールチェアも豊富に揃えていて、クエーカーやゴールドスミス、クロスバックなど好みのデザインから探すことができますよ。

チェアだと他に、シャルロット・ペリアンがディレクションしたレザルクチェアの深い味わいも見逃せません。

家具を中心にしつつ、生活の場に華を添える雑貨の取り揃えも充実です。

 

 

ARABIA(アラビア)のバレンシアやキルシッカが家具の上を彩り、ドイツのJENA GLAS(イエナグラス)のカップ&ソーサーやボトルを透過する光が陰影をつける、美しい光景が広がっています。

モダンなデザインで現代の生活にもすっと馴染みながら、時間とともに生まれた厚みのある存在感を加えてくれるミッドセンチュリー家具の魅力にぜひ触れてみてください。

 

ラフジュ工房で扱っている北欧ヴィンテージの商品一覧はこちら

ラフジュ工房で扱っているG-PLANの商品一覧はこちら

 

CREARE
営業時間 11:00~17:00
定休日 なし ※予約制
所在地 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町2-9 H kamakura2F
TEL 0467-53-7312

由比ヶ浜、長谷、極楽寺エリア

artique kamakura(アーティーク 鎌倉)

 

大きな庭を備えた古民家の中、畳の上でしっくりと馴染んでいるフランスアンティークを扱うのが「artique kamakura」です。

オーナーとその家族で営まれるアンティークショップに並ぶのは、もちろん家族でフランスに赴いて選んだお気に入りの一点一点。

埼玉県東松山市にある本店のフレンチシャビ―な雰囲気で見るフランスアンティークとは違う一面を、この大正時代の日本家屋の中では見ることができます。

 

 

日本の古い民家とフランスの古いもの、生まれた国が違うのに、刻んだ時間の長さが近ければ意外とすんなりと馴染んでしまう、artique kamakuraに来るとそんなアンティークのおもしろさに触れられるんです。

広い庭に面した部屋では、つややかな木肌のバタフライテーブルや、すっと先細りした脚のデスク、スポークがくびれたチェアやボビンレッグのスツールなど、細かな傷をたくわえた家具の数々が並び、柔らかな日差しと気持ちのいい風を受けています。

 

 

猫脚のテーブルの上には涼やかなステムグラスが整列し、素朴なキャビネットの中には古ぼけたミルク缶やカッティングボードが置かれ、家具だけでなく雑貨も豊富に揃えます。

ローテーブルの上に重ねられた白いお皿や、脇に寝かされたテディベアには、日常生活の一端をそこに見ているようですね。

アンティークの馴染みの良さに驚かされるこの空間は、初心者の方にこそ味わってもらいたいです。

 

ラフジュ工房で扱っているフレンチアンティーク家具の商品一覧はこちら

 

artique kamakura
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜・木曜
所在地 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷2-4-5
TEL 050-3184-3838

 

 

アンティーク雑貨

鎌倉駅エリア

moln(モルン)

 

鎌倉から歩いて3分。線路を目の前にした雑貨店「moln」。

このショップに並べられるのは、ラトビア、リトアニアからやってきた手仕事の雑貨、イギリスやフランスのアンティーク、日本の作家がつくる洋服やアクセサリーなど、かわいらしいクラフト品の数々です。

こんな素敵な雑貨に囲まれていると、電車の行き交う音や、人の話し声、周囲の喧騒なんて忘れて夢見心地になってしまいますね。

着心地の良さそうな洋服、柔らかそうな手編みのニット作品、葉脈まで再現された植物を象るピアスといった雑貨の中に混じって、アンティークの品もいくつかディスプレイされているんです。

表面がすり減った丸いカッティングボードや、長年抱きしめられ続けて毛のつぶれたテディベア、綺麗な白いペイントと錆とのコントラストが美しいホーロー製のジョウロなど、数は少ないながらもショップの雰囲気に確かな厚みを持たせています。

 

 

Molnで扱う雑貨はすべてオーナー夫婦自らが買い付けてきたもの。

自分たちが「好き」と思ったものだけでつくられたラインナップだからこそ、1つ心に触れるものを見つけたら、2つ3つと次々に素敵なものが見つかります。

店名の“moln“とはスウェーデン語で”雲“を意味する言葉。

あなたも現実からふわりと夢を掬い上げてくれるような心地の良いアイテムを、molnへ探しに行ってみませんか。

 

ラフジュ工房で扱っているディスプレイ雑貨の商品一覧はこちら

 

 

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moln
営業時間 12:00~18:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒248-0012 鎌倉市御成町13-32 2F
TEL 0467-38-6336

doudou mooi (ドゥドゥ・モーイ)

 

観光客でにぎわう小町通りからひとつ折れた路地にあるのが、女の子のトキメキをいっぱいに詰め込んだアンティークショップ「doudou mooi」。

ヨーロッパのアンティーク雑貨を集めた店内は、旅好きなオランダの女の子の部屋をイメージしたものだといいます。

大きなブルーのトランクや、ホワイトとペールグリーンで塗られたチェスト、白いレースが掛けられたテーブルなどが置かれたインテリアに、キュートな雑貨が並ぶ様子からは、たしかに“かわいいもの”と“旅”が大好きな女の子の姿が目に浮かんできますね。

女の子の旅の足あとを辿るように、ヨーロッパ各地から集められた雑貨が次々と目に留まります。

ベルギーの蚤の市で譲ってもらった切手のコレクションや、イギリスの倉庫から見つけたボタンに、上品な花柄があしらわれたハンカチはドイツのもの。

 

 

オランダ語の筆跡が残るポストカードも、旅行気分を味わえるアイテムですね。

ユニークなのは洗剤やお菓子などを模したヴィンテージキーホルダーのコレクション。確かに子供の頃ってキーホルダーをよく集めていましたよね。

 

 

チューリップの描かれたコースターや、赤や緑と色とりどりに集められた木靴、ミッフィーのキャラクターグッズなど、現行品も混じえながらオランダらしいアイテムもディスプレイされていますよ。

女の子と同じようにかわいいものが大好き!という方なら、ぜひお部屋に遊びに行ってみてください。

 

ラフジュ工房で扱っているアンティークトランクの商品一覧はこちら

 

doudou mooi
営業時間 11:00~17:00
定休日 月曜・火曜+不定休 ※2023年3月~4月はヨーロッパの買い付けのためほぼお休み
所在地 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目9-5-1F
TEL 0467-38-8555

INCENSE kamakura(インセンス カマクラ)

 

イギリスやフランスで時を重ねたアンティークジュエリーと出会えるショップ「INCENSE kamakura」。

大人の女性に似合う、上質で落ち着きのあるジュエリー。異国の空気に長く触れてきたジュエリーは、身に着けるだけでも普段の景色を特別に映してくれる輝きがあります。

ルビーや白蝶貝、珊瑚にパール、宝石ひとつとってもその色や輝きは全く違うもの。

宝石以外にも、ガラス、ゴールドやシルバー、さまざまな素材から表現される色や輝きは、ひとつ好きなものを選んでと言われれば延々と悩んでしまうほど豊富です。

 

 

その素材でつくられる、モチーフの表現力やジュエリーデザイナーのセンス、一点の美に注いだすべての要素が、選び取るわたしたちの力量を量っているようです。

例えばサファイヤやエメラルドなどのカラージュエリーが持つ強い存在感は、若いころに着けると浮いてしまいがちですが、大人になるほどしっくりと馴染むもの。

 

 

花束を模したピアス、浮かし彫りで表現された鹿、渡り鳥を象ったイヤリングなど、自然の雄大さを感じるアクセサリーにも、宝石に匹敵するほどの魅力が備わっていたりします。

こうした品の良いジュエリーって、さらっと身につけられた瞬間から「大人の女性に仲間入りした」気分になりますよね。

そうした特別な瞬間を迎えるためにお気に入りの1点を持っておくのも、その日を迎える楽しみを胸に秘めて日々が楽しくなりそうです。

 

ラフジュ工房で扱っているアンティークイヤリングの商品一覧はこちら

ラフジュ工房で扱っているアンティークブレスレットの商品一覧はこちら

 

 

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INCENSE kamakura
営業時間 12:00~18:00
定休日 水曜
所在地 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町9-34 confortタカサキビル1F-B
TEL 0467-23-9772

kröne hus(クローネ・フス)

 

フィンランドやスウェーデンから買い入れた「おうち時間をもっと楽しく」してくれる北欧雑貨を提案するショップ「kröne hus」。

暮らしの空間を便利に、豊かにしたい。そんな気持ちをルーツに生まれた北欧家具や北欧雑貨。

だからこそ在宅時間が増えた現代の生活スタイルにぴったりと寄り添ってくれるアイテムが揃っていて、人気を集めているんですよね。

そんな日本の生活にも浸透している北欧雑貨の中でも、kröne husではより「楽しい」という気持ちに向けたアイテムをセレクトしています。

 

 

それはGUSTAVSBERG(グスタフスベリ)の青いプラムのパターンが愛らしいプルヌスシリーズのプレートや、マリメッコの可憐なウニッコのパターンが描かれたマグと、北欧雑貨好きの心をくすぐる有名な現行品の数々だったり。

ショップオリジナルの北欧風の雑貨が持つゆるさとカラフルさだったり。

 

 

FINEL(フィネル)のキルシッカや、ARABIA(アラビア)のファエンツァ、リサ・ラーソンの陶器の置物などのレトロかわいい北欧ヴィンテージだったりします。

このように、いろんな「北欧好き」の形に応えてくれるような品揃えなんです。

ムーミングッズも豊富で、ヴィンテージのムーミンマグやプレートのコレクションも集められているんですよ。

買う時には気持ちを弾ませて、家に置けば笑顔にしてくれる。そんな毎日の「楽しい」を感じさせてくれる北欧雑貨に出会える場所になっています。

 

ラフジュ工房で扱っている北欧のヴィンテージ食器の商品一覧はこちら

 

 

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kröne hus
営業時間 10:30~18:00
定休日 水曜
所在地 〒248-0012 鎌倉市御成町4-40 松田ビル102
TEL 0467-84-8426

アンティーク・ユー

 

由比ガ浜商店街に店を構えて38年が経つ老舗のアンティークショップ「アンティーク・ユー」。

看板代わりにぶら下げた古いやかんを見つけて中へ入れば、出迎えてくれるのは日本やアジア、ヨーロッパと国の垣根なく集められた古道具と、天井を覆うアンティークランプです。

もともと骨董好きだったというオーナーが集めた品揃えは、茶道具や酒器、香炉など骨董品らしい高級感のある品はもちろんのこと、デッドストックのガラスコップやステムグラスなど親しみやすい品もあり、玄人から初心者までが楽しめる間口の広さがあります。

染付皿の青や、色絵付けの赤や金彩の艶やかな和食器に、WEDGWOOD(ウェッジウッド)のジャスパーウェアなどの洋食器と、食器を見ても和洋折衷を感じるラインナップ。

そこに中国唐物の花台がオリエンタルな空気すらも加えます。こんなに多彩なテイストが混ざり合っても変に浮かないのは、アンティークという共通項を持っているからこそですね。

 

 

そうしたアンティークを照らすのもまたアンティークのランプたちです。

金魚の尾のようにひらひらとしたシェードや、フリルを蓄えたシェードのペンダントライトに、ゴージャスなシャンデリア、すずらんのようなデスクライトと形もさまざま。

アンティークランプのにじむような優しい光に誘われて、あなたも骨董という新しい扉をくぐってみてはいかがでしょうか。

 

ラフジュ工房で扱っているアンティークランプの商品一覧はこちら

 

 

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アンティーク・ユー
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜
所在地 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-1-27
TEL 0467-22-9556

フニクラ puuchicapuu(プーチカプー)

 

鎌倉駅東口を出てから右の道を進んでいくと突き当たる昭和レトロな商店街「丸七商店街」。

昭和時代にタイムスリップしたかのような狭い通路の中に、その時代のレトロな雑貨を扱うお店「フニクラ puuchicapuu」があります。

そのノスタルジックな空間は、子供時代を懐かしむアイテムでいっぱいです。

お母さんやおばあちゃんがが台所で使っていた、花柄がプリントされた鍋とやかん、ホーロー製のボウルなどのキッチンウェア。お出かけの時に持って行ったカゴバッグや、打ち水に使っていたアルミ製の柄杓など、どれも昭和の暮らしにあった古道具ばかりですね。

 

 

お花やリボンがプリントされたアルミの弁当箱も、昭和らしいアイテムのひとつ。

ガラスのコップにはビール企業のロゴや、アデリアのポップな花柄や、かわいらしいキャラクターなどが描かれ、当時を懐かしむ要素もたっぷりです。

特にアデリアのポップな花柄は「アデリアレトロ」として現代に復刻されるほど、女性の心を掴み続ける魅力があるんですよね。

子供の頃を思い返してセンチメンタルな気持ちになったり、逆に触れたことのない世代が改めて魅力を発掘したり、世代を超えて楽しめるのがレトロ雑貨のいいところだと思います。

ぜひ誰かを誘って、鎌倉にある昭和の懐かしい街並みにお出かけしてみてください。

 

ラフジュ工房で扱っているレトロ雑貨の商品一覧はこちら

 

フニクラ puuchicapuu
営業時間 12:00~18:00
定休日 木曜
所在地 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-3-4
TEL 0467-24-5354

アメ車庫

 

アメリカ文化をこよなく愛し、45年間をアメリカンヴィンテージのコレクションに費やしたオーナーが鎌倉に開業した「アメ車庫」。

木々が生い茂る細い道を進んだ先に、アメリカンなガレージが姿を現します。

アメリカ文化を愛する同士たちを惹きつけるこのガレージは、店先からすでにアメリカを感じるアイテムであふれかえっていますよ!

“OPEN”の文字が光るネオン管に、瓶コーラの自販機、木のたもとにはロードサインが置かれ、アメリカの国旗がはためく光景はもはや日本とは思えませんね。

アメ車やロードバイクが停まる駐車場から店内へ進めば、ありとあらゆるアメリカ雑貨に圧倒されてしまいます。

 

 

ファイヤーキング、パイレックス、キャンドルウィックなどの定番コレクティブル雑貨の取り揃えがあるのは当たり前。レアもののジェダイの扱いもあったりして、探しがいのあるラインナップ。

今もロサンゼルスに住むオーナーが仕入れる現地のアンティークは、地域の色が強く出たマニアな品もお手の物です。

 

 

大きなウッドハンドルが特徴のSiestaWare(シエスタウェア)のマグや、フラドール、神様を象った「ティキ」の置物などのハワイアンヴィンテージや、アメリカン・インディアンの雑貨など、アメリカンヴィンテージショップの中でもなかなか見かけないラインナップまで。

ガレージらしく、いい具合にごちゃっとした中から心に刺さる宝物を探す楽しい時間をお過ごしください。

 

ラフジュ工房で扱っているアメリカンヴィンテージ家具の商品一覧はこちら

 

 

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アメ車庫
営業時間 11:00~16:00 (休憩12:00~12:45)
定休日 月曜・火曜
所在地 〒248-0011神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-1-15
TEL 0467-22-2727

金沢街道エリア

FLORAL Antiques and Contemporary Crafts(フローラル アンティークス アンド コンテンポラリー クラフツ)

 

鶴岡八幡宮のほど近く、民家の一部で小さく営まれるイギリス雑貨のお店「FLORAL Antiques and Contemporary Crafts」。

イギリスアンティークを中心に扱いながらも、ものの背景にあるストーリーを大切にするオーナーは現行品にも目を向けたフラットな目線で店に置くものを決めています。

小さなお部屋の中で、季節のお花とともに大切に飾られたアンティークの食器類や、グリーティングカード、アクセサリー……。まるで近所の素敵なおうちに招いてもらったような気分です。

店内に花を添えるのは、まさしく花をモチーフにしたアンティークの食器類。

WEDGWOOD(ウェッジウッド)のメドウスウィートシリーズで、水彩画のように淡いタッチで描かれた花たちの姿はふわっと華やかな佇まい。

 

 

リージェンシー窯やシェリー窯といった名窯がつくる食器類も、花をモチーフにしたデザインを積極的に集めていて店内を華やかに飾ります。

ただ華やかさだけではなく、心を落ち着ける素朴なデザインも合間にディスプレイされているのが素敵な演出です。

ホーンジー(HORNSEA)の懐かしくもあたたかいサフランシリーズに、ブローハーストのトリオはカップとソーサー、ケーキプレートそれぞれに牧歌的な風景が描かれていて、どちらもほっと一息つきたいお茶の時間にはうってつけですね。

お店に行くというより、素敵なご近所さんのお部屋へおじゃまする、そんな気軽さで遊びに行けてしまうようなあたたかなショップです。

 

ラフジュ工房で扱っているイギリスのアンティーク洋食器の商品一覧はこちら

 

 

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FLORAL Antiques and Contemporary Crafts
営業時間 11:00~17:00
定休日 火曜・水曜
所在地 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下3-1-7
TEL 0467-91-5181

大町、材木座エリア

patrone(パトローネ)

 

長く寄り添って愛情を育みたくなるようなクラフトアイテムを展示するのは、ギャラリーショップ「patrone」。

柔らかな木味の家具や床材と、あたたかな光を落とす照明がつくる心地の良い店内。その中には国境にも素材にも縛られない雑貨たちが丁寧に並べられています。

ここにあるアイテムに共通するのは、patroneが提案するテーマ「時間、記憶、物語」です。

この3つのテーマの捉え方も広く自由で、だからこそ現代作家がつくる雑貨もあれば、アンティークもある品揃えになっています。

素朴なリネンの風合いに、ぬくもりを感じるラタン製の籠バッグ、吹きガラス作品のゆらぎなど、心に優しく触れる現代に生まれたアイテム。

 

 

買ってからの時間や、作り手の記憶、店に来るまでの物語、どんなものが込められたアイテムなのか、想像しながら手に取るのも楽しいですね。

そしてさらに想像を掻き立ててくれるのがアンティークなどの古い品々。

古くに日本で使われた銭升という古道具に残る銭の丸い跡に、どんな使い方をしていたのか思案してみたり、まだベルリンの壁が壊れていない時代の西ドイツにあったソーイングセットには、どんな人がなにを繕っていたのか想像を膨らませたり。

それまでの長い物語や時間を辿るようにして眺めていると、自然と親しみを感じてきますね。

新しい物語や、古い記憶、ものの持つ価値を自由に感じることができる素敵なショップです。

 

ラフジュ工房で扱っているプレスガラスの商品一覧はこちら

 

 

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patrone
営業時間 11:00~18:00
定休日 月曜+日曜不定休
所在地 〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1-10-25 三橋ビル2F
TEL 0467-53-8680

由比ヶ浜、長谷、極楽寺エリア

vuori(ブオリ)

 

卸問屋の倉庫をリノベーションして古民家風の喫茶店に仕上げた「vuori」は、地元の人にも観光客にも人気のスポットです。

メインは喫茶店ですが、実は2階で暮らしの道具を扱う雑貨屋も営んでいるんですよ。

1階で店舗什器として使われている古道具のデスクや椅子に心を惹かれつつ2階へ上がると、「くらしの道具店」と書かれた小さな看板が出迎えてくれます。

ショップに並ぶ生活道具のほとんどは懇意にしている作家の作品たち。

鉄粉の斑点が浮かんだ素朴な大皿や、ぽってりと厚みのある茶碗、引き締まった黒色の冷酒器など、それぞれの個性が現れた器に、吹きガラスのおおらかなゆらぎが楽しめるコップやランプシェードを扱います。

 

 

そうした現代のクラフト品に混じり、ひっそりと息づいているのは数点の古い道具類です。

デスクやサイドボードの上にも置ける小さな薬棚や、蓋つきの薬瓶、錆びたレターケースなどがショップに流れる時間をあいまいにして、並べられたクラフト品たちにすら昔からあったような貫禄を感じるようです。

現代のものと古いものと、うまく組み合わせれば引き立てあえることがわかるお手本のような空間ですね。

喫茶店から漂ってくる芳醇なコーヒーの香りとともに、ゆとりのある時間を楽しんでください。

 

ラフジュ工房で扱っている小引き出しの商品一覧はこちら

ラフジュ工房で扱っているアンティークガラスビンの商品一覧はこちら

 

 

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vuori
営業時間 12:00~17:30(café 12:00~18:00 L.O 17:30)
定休日 不定休
所在地 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-15-1
TEL 0467-23-2450

la maison ancienne(ラ・メゾン・アンシェンヌ)

 

由比ヶ浜から極楽寺駅へと延びる坂道の途中、横にそれて小道を進んだ先に見える白いペンキで塗られた一軒家が、古民家カフェと雑貨のお店「la maison ancienne」です。

扉の空いた玄関から中に入ると、まずは昭和期の家らしい急こう配の階段がお出迎え。

1階は雑貨店になっていて、その階段の左右の部屋に洋服や、アロマクリームに香水などのコスメ、手づくりジャム、器やアンティーク雑貨がディスプレイされています。

 

 

ひとつひとつの棚に綺麗に並べられた商品は見ていて気持ちがいいですね。

その並びの合間に姿を見せる古道具は、フランスのジアン窯でつくられたハンドペイントのプレートに、リチャードジノリの洗練されたホワイトのボウルなど名窯の食器類もあれば、

レトロな扇風機に錆びたトングなど、所在不明な日本の古い道具もあったりします。

その中にはアンティークレースのやハギレも、白や黒、柄物なども豊富にそろえていて、素敵な洋服とともにおしゃれ好きな人の胸をときめかせてくれます。

 

 

ここに並べられた洋服はアパレルデザイナーのロシャン・シルバさんが手掛けるブランド「THE FACTORY」というもので、実はこのla maison ancienneも彼がオーナーで立ち上げたお店なんです!どうりでセンスのいい内装なはず。

2階のカフェにあるアンティーク家具も購入可能なのだそう、ティータイムを楽しみながらゆっくりとお気に入りのアイテムを探してみてください。

 

ラフジュ工房で扱っているアンティーク布の商品一覧はこちら

 

la maison ancienne
営業時間 11:00~17:00 土日 10:00~17:00(L.O 16:00)
定休日 火曜・水曜・木曜
所在地 〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺2-1-13
TEL 0467-81-4040

あんてぃーく 遊民

 

日本中のスージー・クーパー好きが来店する老舗アンティークショップ「あんてぃーく 遊民」。

スージー・クーパーのブームが日本に到来する1990年代ごろ、それ以前からも先駆けて集めていたコレクションの数は、日本で随一と胸を張るほど!

その言葉に疑いようがないほど、店内にはどこを見てもスージー・クーパーの作品であふれています。

日本では1995年に「スージー・クーパーのある暮らし」という本が出版されたことで、彼女の作品へ日本国民の注目が集まりました。そしてあんてぃーく遊民のコレクションこそ、この本に掲載されるほど相当なものだったんですよ。

英国王室のエドワード8世が妻への贈り物として選んだエピソードでも有名なドレスデンスプレーや、コレクションの中でも人気の高いパトリシアローズも様々なカラーバリエーションで楽しめます。

その魅力はなといっても陶器を彩るソフトな色合いや、華美さがなく親しみやすいデザイン。

 

 

そしてローズやカーネーション、マリーゴールドと、野に咲く花々の姿を可憐に映し出す作品の数々は、いつの時代でも衰えない魅力でわたしたちの生活のそばにあります。

古伊万里焼きにも影響を受けたともいわれるスージー・クーパーの作品は、その素地に和の趣があってか日本の食卓にも意外なほど馴染んでくれるんです。

まだ見たことがないスージー・クーパーの器との出会いが、食卓をガラッと変えてくれるかもしれませんよ。

 

ラフジュ工房で扱っているスージー・クーパーの商品一覧はこちら

 

あんてぃーく 遊民
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日
所在地 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-7-21-C
TEL 0467-23-8505

七里ヶ浜、稲村ヶ崎、腰越エリア

R antiques(アールアンティークス)

 

鎌倉市内にあるショップの中でも指折りに入るほど人気のアンティークショップ「R antiques」。

話題を集めるのは、江ノ電の線路を横切ってしかたどり着けないという冒険心をくすぐる独特な店構え。

縁側も備えた古い民家は、草木が生い茂る芳醇な空気と、目の前の線路を走っていく電車の音が交差する、鎌倉の空気感を胸いっぱいに感じることができるスポットです。

 

 

「古くから伝わる物を大切にし、かっこよく使っていく」ことを提案するショップだからこそ、内装のディスプレイにもこだわりやセンスを感じます。

座面が丸くえぐれた丸椅子や、器の輪染みが残っていたり細かな傷が重なったテーブル、古さを活かした仕上がりの家具にある独特な風合いが、“深み”や“渋み”と言われる味なんですよね。

テーブルや棚の中に陳列された陶器のセレクトにも、渋さやかっこよさを感じます。

 

その感覚とは対照的な軽やかさを持っているのが、鎌倉の涼しい風に似合うラタン製の椅子やかご。ナチュラルな軽やかさが、自然豊かなこの風景にぴったりとはまっています。

窓際のガラスキャビネットの中に収納されたガラス製品たちも、日差しを受けて涼し気な陰影を落とす姿がとても綺麗です。

R antiquesで味わった“古いもののかっこいい使い方」は、たとえ商品を買わなかったとしても普段の生活には活かせるもの。

自分の部屋でそれを試したい、そんな冒険心とともに線路を越えてくる人々をおおらかに迎えてくれます。

 

ラフジュ工房で扱っている古家具・古道具の商品一覧はこちら

ラフジュ工房で扱っている和食器の大皿の商品一覧はこちら

 

 

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R antiques
営業時間 12:00~17:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3-7-14
TEL 0467-23-6172

R No.2 antique(アールナンバーツーアンティーク)

 

先に紹介したR antiquesの2号店である「R No.2 antique」も、1号店の特色を引き継ぐように線路を目の前にしたアンティークショップです。

R antiquesのように線路を横切ったりはしませんが、線路との距離感の近さは相変わらずのおもしろい店構えです。

横長の狭い店内ですが、入り口側の窓をふさがないように片側に寄せて陳列しているからか圧迫感は感じませんね。

 

 

こちらのショップも古道具を扱いますが、R antiquesを違うのはアートと一緒に楽しむ空間になっているところ。

R antiquesでも絵画やアート作品は扱っていますが、古道具とのコラボレーションをより濃くしたのがR No.2 antiqueの特色です。

切子グラスや、プレスガラスの器、冷酒器にくまの木彫りといった日本の古道具と、たまにパイレックスなどの外国の古いものが混じって整列する傍らで、ミロのヴィンテージポスターに、オノサトトシノブやベルナールシトロエンのリトグラフなど、力のあるアート作品が飾られています。

このアート作品に引っ張り出されるように、古道具の中に潜む作品性にも目が向くような、普段とは違った側面からものを見ようとする自分に気が付くんですよね。

展示されている数は多くないものの、R antiqueとは違った切り口で古道具のカッコよさに気が付けるショップです。

 

ラフジュ工房で扱っている古美術の商品一覧はこちら

 

 

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R No.2 antique
営業時間 12:00~17:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎2-4-21
TEL 0467-25-3706

kaina (カイナ)

 

北欧家具やヴィンテージ雑貨を気軽に楽しんでほしい、その思いで始めたカフェバーを併設するアンティークショップ「kaina」。

一般的なアンティークショップとは違い、扱っている北欧家具もヴィンテージ雑貨も、カフェで使える形に置かれている店内。

まるで誰かの自宅かのように自然なインテリアとして存在する商品は、驚くことに実際に使うことができるんです。

フリッツハンセンのYチェアやハンス・ウェグナーのザ・チェアに座って友達と談笑したり、オールドパイレックスのお皿に料理を取り分けてワインと一緒に楽しんだり、自分の肌に合うのかを実際に使って選べるのはとても贅沢ですよね!

 

 

この大胆な提案は、自身が家具修理を行える立場だからこそできるものかもしれません。

ショップの棚にはホーンジーやアラジンなど有名メーカーのアイテムがいくつも並びますが、その数を凌ぐほど集められているのは、なんてことない古い道具です。

 

 

フランスの家庭で使われていたクラシカルな銅製のやかんに、ソースパン。ピューター製の水差しや、アメリカで見つけたタコスプレート、ポーランドのかわいいホーロー鍋……。

世界のどこかで誰かが大切に使ってきた品物に触れながら、今度は自分の家にある姿を想像してみる。

kainaでならじっくりとその時間に向き合うことができます。

 

ラフジュ工房で扱っているアンティークのキッチン雑貨の商品一覧はこちら

ラフジュ工房で扱っている北欧アンティークチェアの商品一覧はこちら

 

 

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kaina
営業時間 13:00~日暮れまで
定休日 月曜~金曜
所在地 〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎2-10-22
TEL 0467-73-8822

鎌倉山エリア

House of Pottery(ハウスオブポタリー)

 

鎌倉山のふもとでヨーロッパを思わせる白い建物が2つ、青い空をバックにまぶしく佇んでいます。

英国アンティークを扱う「House of Pottery」は、カフェや宿泊施設も併設したイギリスの空気を胸いっぱいに味わえる複合ショップです。

看板犬のバーティがのんびりと出迎えてくれるこの場所では、愛犬と一緒に過ごすことができる犬好きにも嬉しい施設なんです。

アンティークを扱うのは、素敵なガーデンアーチが入り口を飾る正面右側のお店。

オールドパインのカップボードには透かし彫りを施されたディナープレートや、小薔薇のガーランドが愛らしく描かれたティーポットが並べられ、かわいらしくも上品な雰囲気です。

全体的にかわいいテイストで揃えられた店内ですが、一角に飾られたウィローパーターンの白と青で描かれる切ない情景は、上品さで周りとマッチしながらも落ち着いた色彩で部屋にぐっと深みを増しています。

 

 

さらにはイギリスの日常生活にこそ登場するエッグスタンドや、ポットやカップにストレーナーまでそろえた充実のティーセットも扱う品揃え。こういう細かいエッセンスを加えると、生活の場により“イギリスらしさ”がでますよね!

隣のカフェスペースでもテーブルや椅子にアンティークが使われているので、イギリスアンティークの魅力を心行くまで楽しめる場所になっていますよ。

 

ラフジュ工房で扱っているヨーロピアンアンティークの商品一覧はこちら

 

 

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House of Pottery
営業時間 10:00~18:00 (café 11:30~17:00)
定休日 月曜 (café 月曜・火曜)
所在地 〒248-0031 神奈川県鎌倉市鎌倉山3-17-25
TEL 0467-32-0109

鎌倉で充実したアンティークショップ巡りを!

今回は神奈川県鎌倉市にあるアンティークショップを紹介させていただきました。

生活の延長線上にあるような親しみやすいショップばかりで、誰かの好きなものに触れている、という感覚がより濃く感じられます。

ふらっと入りやすい店構えや、現代のものやカフェと交えて提案するアンティークは、初心者にも嬉しい気軽さですよね。

「あんてぃーく遊民」のようにマニアにはたまらないお店もあるので、広くアンティーク好きの心を満たしてくれるエリアでした。

ぜひ鎌倉のアンティークショップ巡りに役立てていただければと思います。

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