初めて家具のリペアをしました。行程としては、金具を取って、水洗いをして、カンナで表面を削る。台座は虫食いが進んでいたのと、脚を付けたかったので新規で作り直しました。一部棚板の奥が欠損していたので溝に合わせて加工した板に交換しています。金具はさび取りをして、ウレタン塗装。漆の焼き付けもしたかったのですが、流石に…。引き戸の取っ手は分解してしまったので、ろう付けをしてから塗装しました。引き出しの取っ手の割足は新品に交換。パーツの下処理して、くみ上げていくときは楽しかったです。分解することで和箪笥の構造が知れて楽しかったです。
ラフジュからのメッセージ
この度は、ラフジュ工房をご利用いただきましてありがとうございます。
お選びいただいたのは、明治大正期の古い小箪笥。
時を経た物ならではの、味わいや風合いを活かした「時代の味そのままに使える」の商品です。
こちらの商品はDIYをしたいお客様にもおすすめしているのですが、橋本様のリペア工程に驚きました！
初めて家具をリペアされたというのに本格的!!
状態チェックや清掃、欠損箇所の補修に台座の製作、さび取りetc. リペアについてたくさん勉強されたのだろうな～と感じました。
脚も取り付けられたのですね♪
和風な雰囲気から現代のお部屋にも取り入れやすいデザインになり素敵です!!
お掃除がしやすくなったのも嬉しいポイントではないでしょうか。
漆の焼付は流石に…とのお言葉ですが、きっと橋本様なら漆についても勉強に励まれるのではないかな～と想像をふくらませてしまいました。
ここまでご自身で丁寧にリペアされ、一つ一つ組み上げていく作業は嬉しくて堪らない気持ちになったことでしょう。
経年により古くなっていった状態から、橋本様の家具を大切にされる思いが込められ、小箪笥が息を吹き返した瞬間に当店も立ち合わせていただいたような気持ちになり、大変嬉しく思いました。
橋本様、この度は素敵なお写真とワクワクしてしまうコメントをいただきありがとうございました。
当店で送り出したお品が、橋本様のもとで末永く活躍しますことをスタッフ一同心より願っております。
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