旅先で出会った民芸品や骨董市で見つけた古道具など、一目惚れしたものに囲まれた暮らしは、特別な居心地の良さがありますよね。今回ご紹介するお部屋は、作られた場所も時代も違うアンティーク家具や雑貨をざっくばらんに取り入れた、ミックススタイルのリビング書斎です。
アンティークをミックススタイルで楽しむ
今回のコーディネートはイギリス、北欧、日本と、様々な国のアンティーク家具や雑貨をミックスしたお部屋です。ジャンルに囚われず「好きなものを集める」という単純なルールでインテリアを楽しんでみるのも、ミックススタイルの第一歩。まずは難しく考えずに、自分らしいインテリアを目指してみてはいかがでしょう。
大型のアンティーク飾り棚にお気に入りをたっぷり詰め込んで
お気に入りの本や雑貨をまとめて収納しているのは、和製アンティークの大型飾り棚。棚の高さと奥行がたっぷりあるので、本や雑貨をボリュームたっぷりにディスプレイでき、見ているだけでも楽しい空間になります。千両箱や硯箱などアンティーク雑貨を小物収納に活用すると、インテリアの雰囲気も整理のしやすさも格段にアップしますね。
プライベートなものは、引き戸付きの収納棚へ。引き出しも付いているので、こまごまとした文具なども収納しやすい造りです。
ソファ周りもミックススタイルで楽しんで
収納棚の前には、ゆったりとしたフォルムのイギリスビンテージのソファ。高級感のあるデザインで、くつろいでいても凛とした大人っぽさが感じられます。ソファと合わせたのは、北欧ビンテージのセンターテーブルと和製アンティークの花台。家具のジャンルが違っても、丸みのあるフォルムや色味が調和しているので、それほど違和感はありません。
ドレッサー兼デスクでスペースを有効活用
窓際には、格納式の三面鏡が付いたドレッサー兼デスク。鏡の下には大きな収納スペースがあるので、メイク道具はもちろん、ノートパソコンなどをしまっておくにも便利ですよ。
夜は組子細工がより一層美しく
伝統的な組子細工が美しい和製アンティークの建具。夜は灯りが透けて、紋様がより一層美しく浮かび上がります。
最後に
組子帯の引き戸や水屋箪笥など和の趣が感じられる家具と、西洋の家具を組み合わせた個性あふれるインテリア。好きなものだけを集めたからこそ、それぞれがうまく調和したミックススタイルのすてきなお部屋になりました。