温かな雰囲気が魅力的なレトロ家具たち。現代家具とは一味違った深みを感じさせる佇まいが、暮らしにそっと寄り添って、穏やかな時間を演出してくれます。今回は、そんなゆったりとした時間が流れるダイニングをご紹介します。
格子のデザインが目を引く食器棚は、お部屋の主役にぴったり。使い込まれた飴色の木肌や古いダイヤガラスが、昭和レトロな風合いを醸し出します。それでいて古臭さを感じさせないデザインなので、愛着を持って使い続けていけそうです。
食器棚の隣には、引き出しが4杯付いた平机を置きました。薄型で邪魔にならないサイズ感が魅力です。その上の小引き出しにはコースターやカトラリーを収納しておけば、お茶の用意などにも便利。季節のお花を飾って楽しむこともでき、毎日を気分良く過ごせる手助けをしてくれます。
建具には、すりガラス入りのシンプルなものを。目隠しの機能がありつつも、光はきちんと取り込んでくれます。小さなデスクでたっぷりの光を浴びながら、お茶や読書などリラックスタイムを楽しむのも良いですね。
中央のダイニングテーブルには、レトロな椅子とベンチを合わせました。少しずつ違った木の色合いや古いキズ、座面の模様が、お部屋に心地よいリズム感を生み出します。
温かな空気を作り出す、かわいいダイニング。気の合う友達をお部屋に招けば、たちまち話に花が咲きそうです。