こんにちは、
カスタマー担当の林ノ内です。
年明け営業初日の昨日は
RAFUJUスタッフ一同、大忙し。
わたしと赤津も連休中いただいた
ご注文の確認や各手続き、ご連絡などで
本日も同じくパタパタしております。
お問い合わせやご連絡など
ご返答がまだの方もいらっしゃいますが
順次ご返答させていただいております。
お待たせしてしまうのは申し訳なく
非常にもどかしいのですが
安心・ご納得してお買い求めいただきたいので
真剣に考え、お返事差し上げております。
少々お時間いただく場合もございますが
何卒ご了承いだだけますと幸いです。
さて、前回に引き続きPart.2では
木材に欠かせないステップである
“乾燥”についてお話します。
(前回のお話し→「Part.1はコチラ」)
・木材の乾燥って?
・なぜ乾燥するの?
・乾燥の効果とは?
■木材の乾燥作業
製材された木材は
家具などに使用する前に乾燥作業を行います。
製材されたばかりの木材は水分を多く含んでいます。
水分量が多い状態から
家具に使用する木材に適した
20%以下の状態までにすることが
木材の乾燥作業です。
日常の食べ物で表すと
生魚を干物にするようなイメージ。
人間で言うとミイラですかね(笑)
■なぜ乾燥させるのか?
乾燥させる際に
元々あった水分が抜けていくので
木材は縮みます。
生魚も干物にした際、縮んで変形しますよね。
木材はお魚まではいきませんが
縮むとそれにより反りや曲がりなどが出てきます。
乾燥をさせることで
使用後の家具の変形や傷みを
未然に防ぐことが出来ます。
■乾燥の効果
収縮による変形などを防ぐ以外にも
下記のような効果があります。
・菌の発生を抑え、変色や腐れを防ぐ。
・強度などの性能を高める。
・塗装のノリや接着剤の接着性が良くなる。
・水分がなくなり、重力が軽くなる。
干物も乾燥させると保存性が高まり
旨味が凝縮されるように
木材も乾燥させることにより、
軽くて丈夫で傷みにくくなります。
乾燥による効果ってすごいですね!
でも、ここで疑問です。
-乾燥させた木材。
元々あった水分が失われた訳ですが
また水分を含んでしまわないのか。
気になり出すとダメな性格ですね(笑)
こちらについてはまた次回、お話したいと思います。
古き良きものと暮らす―
アンティーク家具 ラフジュ工房
2014年1月 7日