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デスクワークに機能と温もりを。アンティークの木製回転椅子に注目!

会社やお家で、デスクワークをしているみなさん。今座っている椅子はどのようなスタイルですか?
さまざまな好みもあるでしょうけれど、デスクワークに欠かすことのできない椅子の定番といえばやっぱり “回転椅子” ではないでしょうか。その場にいながら、椅子をくるっと回転させることで、立ったり座ったりが非常に楽にできるので、デスクチェアとして、家庭でもオフィスでも大活躍ですよね。
回転椅子というと、今ではプラスチックや金属でできたものが一般的になっていますが、アンティーク家具の世界では、木製の回転椅子をたくさん見つけることができます。
今回は、そんな木の味わいに温かみを感じられるアンティーク回転椅子にスポットライトを当ててみたいと思います。

始まりはウィンザーチェア

アンティークウィンザーチェア
回転椅子が生まれたのは、アメリカですが、土台になったのはイギリスのウィンザーチェアでした。
以前にもRAFUJU MAGでは「ウィンザーチェアの定番スタイル」についてご紹介したことがありますが、ここでもう一度ウィンザーチェアについておさらいしておきましょう。
ウィンザーチェアとは、古くからイギリスの地方で作られていたカントリーチェアに起源をもつ木製の椅子のこと。厚い座面にお尻形のくぼみがあり、その座面に脚や背棒が直接差し込まれているのが特徴です。イギリスで生まれたこのウィンザーチェアが、移民と共にアメリカに渡り、いわゆる “アメリカン・ウィンザーチェア” が誕生しました。
開拓民のアメリカ人らしく、アメリカで生まれた “アメリカン・ウィンザーチェア” は、古いものにとらわれない独自のユニークさに溢れていました。そのなかの一つが、回転椅子だったというわけです。

開発に関わったのは意外なあの人

アンティーク回転椅子の歴史
世界でおそらく最初に回転椅子に座ったであろう人物は、なんとアメリカの大統領、初代のジョージ・ワシントンと3代目のトマス・ジェファソンだったそうです。そして、このジェファソンこそが、回転椅子の開発に関わった人物であるというから驚きです。
回転椅子といえば、今でも事務用椅子として大活躍ですが、オフィスワークに多忙を極めていたジェファソンは、仕事の効率を上げるために自分のウィンザーチェアを回転させることを思いついたのだとか。そして、馴染みの椅子職人と一緒に「回転する椅子(Revolving Chair)」を完成させました。
その当時といえば、アメリカ独立の直前。ジェファソンは議会に提出するためのアメリカ独立宣言を作成していました。椅子を引くのすら煩わしいというその忙しさ、想像に難くありませんね。
当時はまだまだ珍しかった回転椅子ですが、しばらくすると椅子メーカーがその便利さに注目し始めるようになります。そして、ジェファソンが感じた仕事をするときのその便利さは、ビジネス界での必需品となり、現代でも使い続けられる定番デザインとなったのです。

日本でも活躍。レトロな木製回転椅子

レトロな回転椅子
椅子の歴史が浅い日本ではありますが、回転椅子は比較的早くから作られていたようです。大正ロマンから昭和レトロなものまで、たくさんの種類のアンティーク回転椅子を見つけることができます。
そういえば、先日観た映画、小津安二郎監督作品の中で、会社の “専務” が、まるでこの写真のような木製の回転椅子に座ってデスクワークをしていました。今見ると、背もたれのレトロな彫刻が可愛らしささえ感じさせる回転椅子。それが無機質なオフィスに置かれている風景、そして会社の重役が座っているという姿に、温かさと人間味を感じます。
また、その映画の主人公の自宅では、畳に置かれたデスクと一緒に、これもまた木製の回転椅子がしっかりと置かれていました。畳に洋風家具が置かれた、和洋折衷の部屋。これこそまさに、日本の昭和の風景、そして当時の家具の “本当の” 使われ方なのですね。

最後に

毎日座っているのに、意外と注目してこなかった「回転椅子」のこと。いろいろと面白い歴史やエピソードがあるものです。なんといっても、映画の中に、普段見ているアンティーク家具が写っていたのを発見したとき、なんだかひと味違う嬉しさがありました。
これからも、アンティーク家具が登場する映画やエピソードを発見したら、それもまた記事にしてご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに。

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