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インテリアABC

ナチュラルインテリアにぴったりの見せる収納のポイント

「このカフェ、ナチュラルインテリアが素敵だね。」
「でしょ?程よくおしゃれアイテムがあふれていて、でもまとまりがあって。」
「あのキッチンスペースも狭そうなのに、センス良く整頓されてて使い勝手もよさそう。」
「そうそう、でもおしゃれで使い勝手もいいインテリアって難しいんだよね。」

インテリアの基本と言ったら、何をおいても収納。限られたスペースにいかに上手にモノを収めるか。でもカフェっぽい雰囲気の優しくおしゃれなナチュラルインテリアのお部屋だったら、収納にだっておしゃれセンスを出したいですよね。この「機能+センスの良さ」を制するには、”見せる収納”が絶対ポイント。

でもいつも試してみるんだけど、どうしても最後はごちゃごちゃしちゃう、という人のために、今回はナチュラルインテリアで活用できる見せる収納の基礎の基礎から見てみましょう。

見せて収納するアイテムは?

まずは収納するものを見せるか隠すかを考えます。見せる収納をすべきアイテムなのかどうかの基準は、とにかく使い勝手。使う頻度が高い、使いたいときにすぐそこにあってほしいものが見せる収納に向いていると言えます。

例えば、いつも使う調味料。料理中サッと使えるように、すぐ手の届くところにあってほしいですよね。それを無理に隠す収納にまわしてしまうと、お料理の効率も悪くなるし、余計な収納スペースを使うことに。

逆にあまり使わないのに、おしゃれだからという理由だけで見せていると、ホコリをかぶって、いらない掃除の手間が生まれたり、作業の邪魔になったり。何がどこにあると便利なのか、まずよく考えるところから始めましょう。

収納をナチュラルおしゃれに見せるには?

ガラス瓶に入った調味料

いつも使うからって調味料を見せてたら、生活感ありありで全然おしゃれじゃない。」というご意見、ごもっともです。でもそれは、買った時の容器に入れっぱなしだったり、容器に統一感がないから。同じ調味料たちでも、おそろいのガラス容器に入ってズラッと並んでいたら、見映えが一気に変わります。

中身が見えるから機能性もあるし、統一感やセンスも出ますよね。最近は100円ショップでもさまざまなガラスビンが手に入りますし、食品の入っていた大小さまざまなガラス容器も、蓋を同じ色でペイントしてあげるとまとまりが出ますよ。

これ以外にもナチュラルインテリアでは、天然素材を見せることが大切です。かごや木箱の収納雑貨はお部屋に温かみを加えてくれますし、アイアンやブリキのかごや缶などの収納雑貨は、ハードさがお部屋の印象を引き締めてくれます。逆に言えば、「プラスチック」などちょっと安っぽい人工的な素材が見えないようにすれば一気にナチュラルさが出せるんです。

ナチュラル収納のカギは統一性。

ブリキ引き出しの収納棚

天然素材のものしか見えないようにしているのに、どうしてもセンスよく見えない、という人は、統一性についてもう一度考えてみましょう。

  1. 収納雑貨は、かごやブリキ缶、木箱にアイアンのバスケットといろいろ使っている。
  2. よく使う家族の食器類は見せる収納にしているけど、デザインやスタイルがいろいろ。

例えばこんなふうに、まとまりが持ててないかもしれませんね。

ナチュラルなテイストなら、なんでもまとめてOKではなく、見せる収納雑貨は、形・大きさ・素材・色のどれか一つに統一感を持たせてあげて、まとまりを持たせましょう。デザインが様々な家族の食器はまとめてかごに入れてバラバラ感を隠します。また、使うときはそのかごごと食卓に運べるので、逆に機能性がアップしますよ。

見せる収納に便利なアイテム、布。

布を被せたナチュラルなかご

どうしても統一性が図れないし隠す収納も無理なものには、布が活躍してくれます。パソコンやテレビなどにカバーをかけてあげるだけで、一気にナチュラルインテリアへ溶け込んでくれますよ。かごに入れているけど、中がぐちゃぐちゃだったり、ホコリが気になったりする場合も布カバーが活躍。この時も、色合いに統一性を持たせることをお忘れなく!

さいごに

見せる収納で使い勝手とセンスをアップさせるナチュラルインテリアの収納術、いかがでしたか?見せるところは見せて、隠すところは隠すことで、機能性とおしゃれ度がアップ。そして、家族みんなの暮らしの満足度もアップ!まずは簡単なところから手を付けて、見せる収納のコツを掴んでいってくださいね。

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