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アンティーク家具について

イギリス生まれのアンティークテーブルで狭い日本の住宅問題も解消

新居に引っ越して一番最初に手に入れた家具、覚えていますか?ベッド。食器棚。そしてテーブルもその一つではないでしょうか。
ダイニングテーブルやちゃぶ台など姿かたちは違っても、お家に「あって当たり前」の家具、テーブル。あまりにも自然と私たちの生活の中になじみ過ぎていて、ちゃんと考えることもありませんが、お部屋の中をざっと見回しただけでも、センターテーブルやカウンターテーブルなど、さまざまな形・スタイルのテーブルがあることに気づかされます。
今回はそんな数あるテーブルの中でも、イギリス生まれのアンティークスタイルを3つご紹介します。狭い日本の住宅にうれしい3つに共通のワード、「省スペース」を念頭に早速見ていきましょう。

イギリスアンティークらしさが光るドローリーフテーブル

アンティークのドローリーフテーブル
人気とともに16世紀のイギリスで発展していった、ドローリーフテーブル。おしゃれな名前にちょっと気後れしてしまいますが、天板下のリーフ(=自在板)を外側にドロー(=引き抜く)するデザインがそのまま名称になっているだけなんですよ。
食卓を囲む人数に合わせて、リーフを出したり戻したりできる利便性が受けて、19世紀のイギリス大恐慌時代には狭いアパートで大活躍だったそうです。と言うことはもちろん、狭い日本の住宅でも役立ってくれそうですよね。
ただアンティークのものは、どっしりやツイストなど「イギリスらしい」脚のものが多いので、好みが分かれるかもしれません。

イギリスの家族団らん風景を生んだゲートレッグテーブル

アンティークのゲートレッグテーブル
古いイギリスが舞台の映画などではよく、晩餐のシーンが出てきますが、あの長ーいテーブルを家族だけの普段の食事でも囲んでいたイギリス貴族たち。その貴族社会の崩壊とともに、もっと家族が親密に食卓を囲めるような、小さな丸いダイニングテーブルが主流となりました。
その立役者だったのが、16世紀に生まれたゲートレッグテーブルです。名前の由来は多分ご想像通り。垂れ下がっている半円型のリーフ部分をゲート(門)のように開閉させるレッグ(脚)で支えるデザインから来ています。閉じたままならコンソールテーブルとしても使え便利です。
脚が邪魔して座りづらいこともあるので、イスを何脚どこに置く予定か、購入前に想定しておくことをおすすめします。

ひとつで数倍の楽しみ方ができるネストテーブル

アンティークのネストテーブル
イギリスの3大家具デザイナーに数えられる、トーマス・シェラトンが18世紀に生んだネストテーブル。大きさの少しずつ違う小さなテーブルが、3~4つ入れ子式に積み重なったスタイルで、主に来客の際などリビングで活躍しました。ひとつで数倍のお得感がある上に、普段はひとつ分のスペースしか要らないなんて、狭いお部屋の強い味方ですね。
その実用性の高さを買われて、20世紀には機能主義重視のバウハウス・デザインや北欧家具にも取り入れられ、今も進化を続けているテーブルです。
ひとつはベッドサイドテーブルとして、ひとつは子どものお絵描き用になど別々のお部屋でも使えて、アイデア次第で使い勝手もどんどん広がるお役立ちテーブルです。

最後に

当時の社会事情を反映してイギリスで生まれ人気となったアンティークテーブルたち、いかがでしたか。
イギリスらしいデザインは削ぎ落とされても、そのスタイルが今も作り継がれているのは、狭い住宅事情にも合った機能と実用をしっかり兼ね備えているから。アンティークデザインを楽しむだけでなく、省スペースのテーブルを探している時にもイギリス生まれのテーブルたちをチェックしてみてくださいね。

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