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アンティーク家具について

見るほど魅力的。イギリスアンティークらしい家具デザインの特徴

世界の家具で見ても、上品なエレガントさなら右に出るものはいない、イギリスアンティークの世界。洋家具ならではの”重厚感”を、日本の民芸家具も影響を受けているものの、その装飾性は似てるようで結構違います。
イギリスアンティーク家具の特徴は、大きく言うと「彫り」と「重厚感」と「シルエット」の3つ。
今回はあらためて、伝統美あふれるデザインを分かりやすくご紹介!クラシカルなイギリスアンティーク家具でまとめた、クリスマスに因んだ優雅なラフジュダイニングも合わせて見ていきましょう。

高級感があふれるのは、マホガニーとオークの木色のおかげ

イギリスアンティークのチェスト
“田舎風”と呼ばれる、ナチュラルで明るめの色合いの家具にはよく「パイン材」が使われていたりしますが、イギリスアンティーク家具の中でもよく多用される代表木材と言えるのが、「オーク材」と「マホガニー材」。オーク材の特徴の記事でもお話しした通り、オーク材はその丈夫さと木目の美しさで、家具だけでなく床材にも使われています。
そして艶のある赤褐色が魅力的なマホガニー材は、実はイギリスでは採れないもの。最近では入手が困難で、アンティーク家具でしか見かけることができないほど稀な木種になりました。
ヨーロッパでの家具に対する価値観は、長く使い続けるほど良いとされています。マホガニー材は、美しい色が出るまで100年かかると言われており、そう聞くとヨーロッパ家具の長い歴史の象徴的存在のような気がしますね。

彫り装飾はイギリスアンティークの象徴

彫り入りのコーナーキャビネット
イギリスアンティークの家具を見て、真っ先に目に飛び込んでくるのが凝った彫り。植物のモチーフや、アラベスクを感じさせる唐草模様のようなものが彫られていることが多いです。彫りだけでなく、キャビネットやサイドテーブルなどには、繊細な象嵌などで装飾が施されていることも。イギリスアンティーク家具は貴族文化と密接にあり、その象徴がモチーフとして彫られていたりします。
優雅なデザインは時代によって特徴があらわれます。時代背景を照らし合わせながら、イギリスの家具を見ていくのも面白いかもしれませんね。

英国アンティークの気品漂う大人のクリスマスコーディネート

イギリスアンティークの伝統美
大人のためのクリスマスを祝いたくなるような、そんなクラシカルで落ち着きのあるダイニングです。
珍しい造りのコーナーキャビネットやマントルピースなど、イギリスアンティークならではの気品が感じられる家具をチョイス。洋家具がルーツの秋田木工のダイニングチェアも、様式美ある空間にもしっかりマッチしていますね。

ガラス扉の枠取りも特徴的

エドワーディアンのキャビネット
ブックケースやキャビネットなら、ぜひガラス扉(グレイズドドア)にも注目してほしいところ。
このようなキャビネットは「エドワーディアンスタイル」と言われ、細身のシルエットや直線的でスタイリッシュなデザインが特徴的な様式です。丸やダイヤのような枠取りなど、デザインはさまざま。「華やか」で一括りにされていたイギリスアンティーク家具の見え方が、ちょっと変わりましたよね。
この様式にはモダンを感じさせるデザインのものが多いので、品のある和洋折衷コーディネートや、意外にも和家具との組み合わせも楽しめますよ。

最後に

見た目だけでは知っていたイギリスアンティークの特徴を、今回はちょっと詳しくご紹介してみました。長く使うほどに魅力が増すように作られているところにも共感できますよね。
時代によって違うデザイン性については、また次の機会にお話ししようと思います。楽しみにしていてくださいね。

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