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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

アンティークで実践!フィンランドに学ぶ、働く人に優しいオフィス

一日のうち、多くの時間を過ごすオフィス。仕事をするだけの場所なのだから、ビジネスライクな殺風景でもいいや、なんて諦めていませんか?
オフィスの環境というのは、想像している以上に仕事の効率に影響を与えるといわれているんです。

世界のなかでも、そのオフィスインテリアにこだわっていると言われるのがフィンランド。フィンランドはオフィスインテリアの重要性を最も理解し、働く人に優しいオフィスづくりをしている国だそうです。

今回は、フィンランドのオフィスづくりのアイディアを、アンティーク家具を取り入れながら実践できないものか...そんな記事をお届けしてみたいと思います。

一人一人のワークスペースを広く

アンティークロールトップデスク 日本とフィンランドはそもそも人口密度が違うのだから、一人あたりのスペースの広さは比べようがないかもしれません。

でも、一応事実として確認するならば、フィンランドではオフィスで働く社員に個室を与えられていることがほとんどだそうです。
そして、もう一つの特徴はデスクスペースが広いこと。例えばL字になっているデスクを使うことも多く、片方ではパソコン作業、もう片方では書類業務やちょっとした打ち合わせというスタイルをよく見かけるようです。

"個室" とまではいかなくても、少し広いデスクがあるだけで、仕事がはかどりそうなことは容易に想像がつきますよね。奥行も横幅も広いデスクが欲しいというよりは、スペースをいくつかに区切って、いろいろな作業が同時にできるようなデスクのほうが使い勝手がよさそうです。

そう考えると、アンティークの引き出し天板が付いたデスクや裁ち板を使った横長のテーブルなどは、L字デスクの代用になりそうですね。

ミーティングスペースで会社らしさを演出

アンティーク応接間 "一人一人に広いスペースを確保" といわれても、日本で実践するのは難しそうなフィンランドのオフィススタイル。他にマネできそうなところといえば、会議室や共有スペースの "椅子" にこだわることでしょうか。 フィンランドでも、社員一人一人の椅子は、長い時間のデスクワークのために座り心地や機能面が重視されます。一方、共有スペースはむしろデザインを重視して選ぶ会社が多いようです。

応接室や会議室は、外部からの来客対応をする場所でもあります。会社のイメージをアピールするという点でも、その場所に置くテーブル、ソファやチェアなどでその会社らしい空間を作ることを重要視するのだとか。特に、ソファやチェアは、使われているファブリックや革などの色や素材によって空間にアクセントをつけることができるので、会社 "らしさ" を出すためにかなりこだわるのだそうですよ。

アンティークのソファや椅子は一点ものも多く、個性を出すにはもってこい。デザインや色がイメージに合うものを探して、会社のアピールに活用できそうですよね。

共有スペースは居心地の良さを

会社の外の人ばかりでなく、中で働く社員たちの過ごすスペースもデザイン重視。さらに、居心地の良さも提供する。これもフィンランドのオフィススタイルです。

自分だけのお気に入りの場所でリラックス

北欧のオフィス作り 社員用のカフェテリアやコーヒーブレイクのための休憩室にも、レストランやカフェさながらのスタイリッシュな空間を作るフィンランドのオフィス。

全部は真似できなくても、シンプルなテーブルに、一つ一つ色や形の違う、ちょっと目を惹くスツールを合わせてみるのはいかがでしょう?"一つ一つ違う" というのがポイント。空間のおしゃれ感が増すだけでなく、いろいろな人が集まる空間に、自分のお気に入りのスポットが作れるというのも素敵ですよね。

壁インテリアでインスピレーションアップ

北欧ファブリックパネルの飾り方 最近では日本の企業でもよく見る風景ですが、オフィスにファブリックパネルや絵画を飾るというのもフィンランドで昔から取り入れられてきたスタイルだそうです。

ちなみに、絵を飾ったりグリーンを置いたりする場合、視線よりやや上の位置に置くのがポイント。考え事をするときに上の方を見るということは経験上ご存知の方も多いと思います。実はこれには意味があり、目から入る余計な情報を遮って、考えることに集中するために自然に取る行動なのだそう。
絵やグリーンを使って視線を高めに導くことで、インスピレーションを高める効果が期待できるかもしれませんよ。

最後に

日本でもオフィスインテリアにこだわった企業は増えてきていますよね。すでに取り入れているアイディアもあったかもしれません。フィンランドのアイディアを参考に、仕事の効率を上げ、気持ちよく仕事のできるオフィス作り、ぜひ実践してみてくださいね。

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筆者のご紹介

赤津ちひろ

これまで全く異なる業界で働いてきたが、数年前からものづくりの素晴らしさに魅了され、思い切って転職、入社。職人たちの技術や工夫、気の利いた遊びにはいつも感心するばかり。壊れないように、使いやすいように、飽きないように…人びとの暮らしにあわせて丁寧につくられた家具、雑貨、日用品などすべての「もの」たちを、魅力いっぱいにご紹介していきます!

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