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アンティーク家具について

心地よさを叶えたシャビーな家具コーディネート

古びているけど、それこそが粋で美しい。
女性を中心に人気がある「シャビーシック」スタイルですが、課題であるのは生活感が無さすぎてしまうこと 。原因は、どこか時が止まったようなノスタルジーさが、暗い印象を与えてしまうことが一番でしょう。
「住まい」と「シャビー」で見合わせて足りないのは、少し気を抜けるような「ナチュラル」さ。先日公開したRAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERY「ティータイムを楽しむシャビーシックなガーデン風ダイニング」を参考に、居心地の良さもきちんと叶えるシャビーな家具コーディネートについて考えていくことにしましょう。

シャビーな家具を空間に馴染ませる色使い

シャビーコーディネートの色
シャビーな家具の良いところを上手く活かすためにも大切なのが、悪目立ちしないようにきちんと空間単位で馴染ませること。定番なのがキーカラーをくすんだ白、またはグレーカラーでまとめる方法だと思いますが、その際淡々とした印象になっていないか気をつけるようにしましょう。
エイジング加工を施したカップボードを中心に、その色味に近い白や水色でコーディネートした今回のお部屋。カーテンやクッションなど、ファブリックインテリアにはベージュ系の柔らかい色合いを意識的に取り入れて、わびしさを中和させています。足りないものを補うように、古びた雰囲気の中に爽やかさをプラスするのもナチュラルシャビーのポイントですよ。

古びた質感とも実は相性の良い「カントリーウッド」

シャビーなダイニング実例
欧米のアンティークの中でも素朴なラインである、カントリー家具。一見正反対に思える存在ですが、そのカントリー家具ならではの気張らなさ、ナチュラルさがシャビーと実は相性が良いのです。パイン材の明るい木の色や、シンプルな装飾性が心地よさを添えてくれるはずです。
いつもはベースになることが多い木の色ですが、こういうシーンでは差し色のように活かすと雰囲気はナチュラルになります。カントリー家具はもともと、欧米の農村などで使われたもの。庶民から生まれた無駄のない、実用重視の特徴も馴染みやすさのポイントなのでしょうか。

生活感を左右するのは、多機能性

シャビーペイントのカップボード
良くも悪くも、生活感が薄れがちなのがシャビーコーディネート。隠すところはきっちり隠す、収納力のある家具は “住まいを感じる” ポイントになります。くわえてちょっと配膳の仕度をする時など、機能のことを考えて家具を選んでも、さりげなく生活感をアップさせることに繋がります。
このお部屋ではそれを、大きなカップボードとカウンター収納棚でクリア。後はインテリア性の高いキッチン用品などでまとめています。それだけでどこか “隙” を作り、落ち着ける空間になるはずです。

上品な中にラフさを意識するのがカギ

アンティークフォールディングチェア
シンプルなことですが、シックな雰囲気でまとめすぎないのも、くつろぎを出すのには手っ取り早い方法。選ぶ家具の中に、ちょっと力を抜いたラフさを感じるものを取り入れてみましょう。
今回でいえば、庭先で使うことの多いフォールディングチェアをダイニングチェアに。行き過ぎてない上品さが自然体なおしゃれを思わせます。また、座り心地が不安な場合、このようにクッションなどを使えばカバーできます。季節によって衣替えをして、いろんな装いができるのも楽しいですね。
アイアン家具は、そんなほど良いラフさを出すのにぴったり。アンティークでも色々あるので、ぜひ探してみると良いと思います。

最後に

雰囲気を整えつつ、カジュアルにする。そんなナチュラルなシャビー家具のコーディネート術、いかがでしたか?これまでシャビーコーディネートに挑戦できなかった方も、今回のコツを踏まえれば居心地のこともきちんと叶えられるはずです。
今度は小さなもので始められる、シャビーインテリアについてもご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。

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