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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

赤ちゃんと妊婦さんのために。出産前に準備したい家具と部屋のこと

妊娠が分かってからの、わが子との出会いを待ちわびる長いようで短い時間。

「赤ちゃんを迎え入れるために与えられた準備期間」は、案外あっという間に過ぎていきます。マタニティ・ベビー用品を買い揃えることを真っ先に考えると思いますが、もちろんそれだけが仕度ではありません。

大人が過ごすこと基準の部屋を、「赤ちゃんが過ごしやすい場所」にすること、きちんと考えていますか?特に2歳くらいまでのことを見越して、まずは身の回りにある「家具」レベルから、少しずつ見直していきましょう。

今回は出産前にしておきたい、赤ちゃん、そして妊婦さんのことを考えた部屋作りについてお話ししていきます。

立ったり座ったりが辛い妊婦にとって、ソファは不可欠

妊婦の必要家具(ソファ) これまで所有していなかった方も、買うことを検討しておいてほしい家具の一つなのが「ソファ」。ソファのありがたみに気づくのは、お腹が大きくなってくる妊娠7ヶ月くらいの頃からでしょう。

このソファの必要性に関しては個人差があるようですが、お腹の重みとともに腰やお尻への負荷が大きくなることを考えると "無いなりに何とかなるレベル" だと思って良い気がします。ただ、ソファと言っても座椅子に近いローソファは、座り込みが深くなりやすく立ち上がる際に足腰への負担が大きいようです。

買い替える際のカギになってくるのは、長いスパンでそのソファを使うかどうかと、お部屋の空きスペースとの兼ね合い。ソファを置くことで赤ちゃんが動き回りにくい部屋になってしまっては元も子もないので、一人掛けのソファにするなど、住まいと相談して決めてくださいね。

ベビーベッドは買う・買わないから検討して

ベビーベッドは必要か 赤ちゃんの寝床に、ベビーベッドを買うというのは想像に難しくないですが、置ける程のスペースがあるかを含め、「本当に購入する必要があるかどうか」から考えてみましょう。

まず判断するポイントとして、現在の生活スタイルによって必要か不要かを基準にするのも一つだと思います。

たとえば、夫婦でベッドで寝ている方やペットを飼っている方はベビーベッドが必要です。また、立ち姿勢での子守がしやすいことから、オムツ交換などの際に腰痛持ちのママさんには助かるといったメリットがあります。ただ、柵によじ登ると危険なため、つかまり立ちをし始める時期を目安にベビーベッドを卒業するお子さんも多いようです。

逆に、ベビーベッドの必要性が低いと思われるのは、夫婦で布団を敷いて寝る方や、添い寝を考えている方。また、部屋が狭い方にとってはそもそも選択の余地が無いかもしれませんね。

使う期間がどうしても短い家具ではあるので、譲り先を考えておいたり、ベビーベッドとして不要になった際の使い道などを考えて、取り入れるかどうかを検討してみると良いと思いますよ。

"つたい歩き"のために家具の固定を忘れずに

子供のための家具の固定 はいはいやつたい歩きがはじまる8ヶ月~11ヶ月頃に向けて、赤ちゃんが動きやすい空間を作っておくことが必要になります。

リビングにあるソファ、センターテーブル、シェルフなど、赤ちゃんにとっては何でも手すりになる対象。そういう時のことを見越して家具の安全対策をするのが大切です。特に配慮をしてほしいのが、壁ぎわにそびえ立つように置かれている収納棚。バランス的に、奥行が薄く背が高いものほど、倒れる危険性は高いでしょう。

そういった家具はリビングに置かず、収納はローボード型の低い家具で済ませるのがベストですが、どうしても置く場合は壁にしっかりと固定することをおすすめします。家具と壁にねじ穴は開いてしまいますが、L字金具などを使うとインテリア的にも目立たずに補強することができますよ。

割れものは手の届かない場所へ

出産前の片付け(雑貨) コレクションの置き物などのインテリア雑貨たち。これまで大切にしてきたのはよく分かりますが、お子さんの手の届かない場所に避難させることも、できれば出産前のうちにやっつけてしまいましょう。このように、絶対に届かないように壁掛けの飾り棚などにまとめておくのも一つの手です。

ただ、"手の届かないもの" のまわりに、よじ登ることを手伝うようなものを置かないようにするのも必須です。いくら背伸びをしても取れないとはいえ、棚のちょっと高いところに置いただけでは、棚板を踏み台にして登ってしまう可能性も、十分考えられるでしょう。

赤ちゃんのうちはさすがに無いと思っても、好奇心旺盛なお子さんのために早めに手を打っておくことに越したことはありませんよ。

最後に

いろんな物を見て、興味を膨らませていく赤ちゃんに罪が無いのは、言うまでもないですよね。これまでのお子さんがいなかった時の暮らしぶりと少し変わるのは、おそらく床の面積を多めに作ること。

赤ちゃんにとっての快適な環境は、ママさんの子育てのしやすさにも繋がるはずですよ。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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