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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

飾り台やローテーブルに。アンティーク裁ち板のアイディア活用術

「裁ち板」。初めて目にする言葉という方が、ほとんどではないのでしょうか。

これは "たちいた" と読みます。裁ち板は、着物の生地を裁断する作業台として使われていた板のことで...と言われてもなかなかピンときませんよね。それもそのはずで、着物を着る機会が少ない今では、和裁をしている方でなければ目にすることがあまりない存在です。

特徴は、細長い天板と短い脚。今の暮らしでどう使ったら良いのか正直まったく想像ができないと思いますが、その "低さ" を逆手に取れば、実用性のあるインテリアになるんですよ。

そこで今回は、まだまだ知られていないアンティーク裁ち板を、インテリアの活用アイディアと合わせてご紹介していきます。

アンティーク裁ち板とは?

アンティーク裁ち板とは まずは、まだまだ謎が多い裁ち板についてお伝えします。

冒頭でもお話しした通り、裁ち板は生地の裁断で使われいた板のことです。和裁用の作業台には、脚の長さが20~25cmぐらいの裁ち板が用いられていました。

それにしても、「座って作業をするには低すぎない?」と疑問を持った方もきっといますよね。意外にもこの高さは、反物の重量で下に落ちることもないので、作業がスムーズにできるそうですよ。

和のお部屋に自然となじむアンティーク裁ち板

和の木製飾り台 裁ち板ついて少し知ってもらえたところで、次はいよいよ活用アイディアを見ていきましょう。

まずは、日本ならではの畳部屋に飾り台として取り入れてみた例です。生活の目線が低い和室は、裁ち板の "低さ" が活きる場所。裁ち板は、ものを飾ると座った時に視界にちょうど良く入るので、飾り棚にぴったりですね。また、天板のスペースも広いので、「和」を感じる陶器や絵などの小物たちを間をもってゆったりと飾ることができます。

そんな裁ち板の低さゆえのデメリットは、どうしても壁まわりが広く空いてしまうこと。それでも写真のように長さのある反物のストールを吊るしてみたり、背の高い鉢を取り入れてみたりなど、工夫してみるといいでしょう。

観葉植物をおしゃれに飾りたい時はアンティーク裁ち板がおすすめ

観葉植物の飾り台 値段も手ごろなので、ついついたくさん集めてしまう小さな観葉植物。数が増えると、テーブルや窓辺にちょこんと置けていた時とは違って置き場所に困ってしまいますよね。たくさんの観葉植物をまとめて飾りたい時は、広い天板をもつ裁ち板の出番です。

おしゃれに飾るポイントは、高さ上手に活かしてメリハリを出すこと。背の高い植物はもちろん、瓶や椅子などのインテリアで高さを出すと、寂しくなりがちな壁周りもカバーできますよ。また、天板下のスペースには園芸道具を入れることができて、便利ですね。

ローテーブルとしても使えるアンティーク裁ち板

アンティークローテーブル ちょっと意外かもしれませんが、ソファと組み合わせてローテーブルとして使うのも一つの手です。

和家具とモダンインテリアを組み合わせた、スタイリッシュな和リビングコーディネートに活かした例です。このお部屋で裁ち板をローテーブルとして使うメリットは、空間を広く見せられること。圧迫感を感じさせないので、ゆったり過ごしたいリビングに効果的なのです。

ただカップなどは、かがんで置かなければならないので、使っていると不便に感じることもあるかもしれません。その場合は、サイドテーブルなどを併用したりすると良いですよ。

最後に

名前も知らなかった裁ち板について、少し知っていただけたのではないでしょうか。

裁ち板の良い点は「空間を広く見せられること」と「ものを置けるスペースが広いこと」です。この特徴を活かして、いろいろな取り入れ方を探してみてはいかがでしょうか。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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