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意外なミックス感!北欧×和の民芸のモダンなインテリアアレンジ

ここ最近、北欧のインテリアと日本の民芸を織り交ぜたスタイルが人気を集めています。

「北欧」と「和」。こうしてジャンルとして並べてみると全然似通っていないように思えますが、なぜか「両方好き!」なんて方も多いですよね。

二つが組み合わさることで生まれるモダンな空気感は、古くから根付く趣と洗練されたものを感じることができます。国が違うのになぜか引き立たせ合うものがあるのはなぜでしょうか。

今回は、北欧と和の民芸のミックスアレンジに注目!和だけでなく、東洋の要素も取り入れた"変化球"のミックススタイルも、合わせてご紹介していきますよ。

幾何学のパターンが"現代の和"を引き立たせる

インテリアファブリックの使い方 まず最初に、北欧と日本、両方の国における「パターン」のことから紐解いていきましょう。

もはや北欧デザインとイコールの存在である、テキスタイル。自然な中の風景を抽象化し、モダンなパターンとして作り上げたものが多く存在します。

そして日本ですが、縁起などの意味が込められた古典模様が古くから使われています。工芸品では刺し子や印伝、建具や家具では組子細工によってその文様が表現されてきました。

もうなんとなく想像が付くかもしれませんが、どちらにも共通するのはシンプルで具象的ではないこと。色使いには明らかな違いがありますが、北欧のそういったデザイン性が、私たち日本人にとっては自然と近いものを感じているのかもしれません。

こちらは"日本の洋家具"とも言われる民芸家具にモダンなファブリックをポイントとして使った例です。色数の少なさと模様の規則性をきちんと意識すれば、新鮮な印象を感じさせつつもミスマッチ感が無くコーディネートすることができますよ。

モダンな北欧食器は和洋折衷感をプラス

北欧食器の飾り方 北欧は陶磁器生産が盛んに行われている地でもあります。先ほどはファブリックのテキスタイルのことにフォーカスを当てましたが、そのモダンなデザイン性は陶磁器からも見ることができます。植物や果実などのモチーフが具象的に表現されたものもあれば、大胆にハンドペイントで描かれたものもあります。

たとえば、北欧の有名食器メーカーであるアラビア社の「Mモデル」シリーズ。力強い絵付けが、どことなく和食器に近いものを感じますよね。和家具が置かれた空間に飾り皿を置くのはよく見かける光景ですが、染付のような日本のザ・スタンダードを置くのは、ちょっとハードルが高いと感じる方もきっと多いはず。

和食器の代わりにモダンな北欧陶器を飾るのも、新鮮な和の空間を楽しむ方法としておすすめですよ。

北欧家具に日本の民芸品を合わせるとなぜか現代的に

北欧食器と日本の民芸品 和室の家具選びは、畳に跡が付く心配などを考えるとあまり自由度が高くないように感じるかもしれませんが、実はそんなこともありません。重量のある家具でない限り、このような脚の付いた家具でも大丈夫です。たとえば、床座生活に北欧のサイドテーブルを取り入れてみたり。

コーディネート的にも北欧家具はなぜか和室にマッチします。洗練された無駄のないデザイン性が、日本のわびさびと通じるところがあるのでしょうか。

また、小物遊びまでもが日本の民芸品と北欧インテリアは相性良し。こうして並べた日本の民芸品である赤べこも、伝統や渋さ以外の新たな魅力が引き立っています。

奥さんが和風好き、旦那さんがミッドセンチュリースタイル好き、なんていう"ラッキーな趣味の違い"なら、解決策はこれで決まりですね。

東洋のアイテムは和洋折衷にムードを作り出す存在

和洋折衷インテリア例 最後に応用編。日本だけではなく東洋のエッセンスをインテリアアレンジに加えてみると、また違う趣が広がります。

たとえば、イランなどを中心に作られるペルシャ絨毯は、その独特の色使いとパターンで、ほど良い色気と気品を空間に生んでくれます。床に敷いて使うのもいいですが、このように壁掛けでタペストリーとして使うのも魅力を楽しめる取り入れ方の一つ。

和の家具と北欧のインテリアでまとめつつも、どことなく物足りなさを感じる時が東洋のインテリアを活かすタイミングです。オリエンタルな要素をプラスするだけでグッと和洋折衷感が増しますよ。

最後に

一見正反対のように思える2つのジャンルがどうしてマッチするのか、細かいデザイン性のところから分析してみましたが、いかがでしたか?ただ、日本製や北欧製にこだわりすぎず、ある程度のセオリーに沿っていればお手持ちのものでインテリアアレンジもOKです。

北欧×和が合うことを既に知っていた方も初心者の方も、今回の記事を参考にぜひ気軽にモダンミックスにチャレンジしてみてくださいね。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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