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少しのコツでグンと長持ち!木の家具の上手なお手入れ方法

一度購入したら、長ければ数十年と愛用する大切な家具。毎日使うものだけれど、面倒くさがってついついお手入れを忘れてしまいがちですよね。でも定期的に適切なメンテナンスをすれば、本来の状態を保ちながら長く使い続けることができます。
現代では、スチールやアルミ、ガラスなど家具には多様な素材が使われるようになりましたが、そんな中でもやっぱり一番ポピュラーなのは木の家具。そんな木の家具のお手入れの仕方。知っているようで、意外と適切なメンテナンス方法を知らない方が多いのではないでしょうか。
そこで、木の家具の日頃のお手入れ方法から、汚れたり、傷ついてしまったときの対処法、そして家具を配置する時の注意点も併せてお教えしたいと思います。

日頃のお手入れが肝心

家具のお手入れ
木の家具の日頃のお手入れとしては、柔らかい布で乾拭き、もしくはかたく絞った布巾での水拭きで十分です。家具についたほこりをそのままにしておくと、カビの原因になることもありますので、気づいたらこまめなお掃除を心がけましょう。
上記の乾拭き、または水拭きで落ちない汚れは酢水を使って落とします。酢水を数滴汚れの部分に注ぎ、柔らかい布でこすってください。大きな汚れの場合には、時間が経ってしまうと吸いにくくなるので、汚れを吸い取るというよりは、周りと馴染ませるような形で拭きます。
また、キャビネットやチェストなどは中に湿気が溜まらないように、晴れた日にはなるべく扉を開けて、内部まで換気をおこないましょう。

汚れてしまったら、すばやく対処

汚れた家具
水やお茶をこぼした際には、速やかに乾いた布巾で拭き取ってください。コーヒーやワイン、醤油などといった色の濃いものをこぼした際は、かたく絞った布巾でしっかりと拭き取ってください。
それでも取れず染みになってしまった場合は、市販の洗剤などは使わず、酢水を数滴使って拭き取るか、細かい目のサンドペーパーで表面を削って汚れを落とすようにしましょう。
サンドペーパーは、始めは320くらいの細かいもので削ってみて、うまく汚れが取れないようなら240くらいのの少し荒目のもので行ってみてください。

傷がついてしまった時の裏ワザ

傷ついた家具
長く使っている家具、特に毎日必ず使用するダイニングテーブルや椅子などは、どうしても細かい傷が付いてしまいます。細かい傷なら木の家具なので、味としてその風合いを楽しむこともできますが、物を落としたり、ぶつけてしまってできた部分的な傷やへこみは気になりますよね。
そのような少し目立ってしまう傷が気になる場合には、そこまで大きなものでなければ、その箇所に適量の水を染み込ませることで、時間の経過とともに元に戻すことができます。また、へこんだ部分に濡れ布巾をあてながら低温でアイロン掛けをすることでも復元できます。

家具の配置にも注意

家具の配置
木の家具は呼吸をしている生き物です。私たちだけでなく、木の家具も家の中で過ごしやすいよう工夫をしてあげましょう。

壁と家具のすきまをつくる

家具を壁にぴったりつけてしまうと、そこに湿気がたまり、カビが発生する可能性が高くなります。夏の湿度が高い時期だけでなく、常に5㎝ほどの隙間をつくるようにしましょう。また、窓際は湿気がたまりますので、窓際の配置は避けるようにします。

移動は引きずらない

重い家具は移動の際に、そのまま引きずって移動させてしまいがちですが、家具そのものを傷ませてしまいますし、床も傷になってしまいます。必ず持ち上げて移動するようにしましょう。

直射日光を防ぐ

強い光のもとに長時間さらされると、変形やひび割れの原因となることがあります。どうしても日光が当たってしまう位置だという場合は、カーテンやすだれを取り付けて、直射日光が当たらないよう工夫しましょう。

冷暖房の熱・冷気は直接あてない

エアコンやストーブの冷暖房器具の風も変形やひび割れの原因となります。なるべく冷暖房器具から2メートルほど離れた場所に配置しましょう。

最後に

面倒に思われがちな木の家具のお手入れですが、難しいお手入れ方法はひとつもありません。日頃からこまめなお手入れを心がけていれば、長く使い続けることができます。また、お手入れしてあげることで、より愛着が湧いて大切に使おう!という気持ちも生まれます。もし、長いことお手入れしてあげていない木の家具があったら、この機会にきれいにしてあげてくださいね。

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