RAFUJU MAG

ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

ナチュラルアンティークのお部屋づくりの参考に!フランスらしい布使い

インテリアの基本と言ったら、まずは家具選び。使い勝手が良くてお部屋の大きさに合った家具を選ぶことが大切ですよね。でも実は家具って、お部屋空間と共に、絵画で言うとフレームの役割を果たしているだけ。

例えばナチュラルアンティークの家具であれば、程よい装飾のあるペイントフレームと言ったところでしょうか。だけど、いくらフレームが素敵でも、問題は中に入れる「作品」の出来ですよね。その「作品」をつくりあげて、インテリアの個性を決めるのが小物や雑貨使いです。

クッションカバーにカーテン、テーブルクロスやベッドカバー。特にカバー力旺盛の布は、「作品」のテーマを決める大切なアイテムです。色やデザインはもちろん、素材の手触りによってもインテリアの雰囲気が変わってくるので、ぜひ力をいれてほしいところ。そこで今回は、フランス風の布使いを参考に、ナチュラルアンティークのお部屋に映える布を見ていきましょう。

まずは基本、花柄

花柄のクッション アンティークな印象を出すには、ポップなものより落ち着きのある色合いとデザインにしたい花柄。花の大きさでもイメージがまったく変わります。リバティー柄のように小さな花柄は、遠目に見ればほとんど無地に見えるため、インテリアになじみやすいのがうれしいアイテムです。でも言い方を変えれば、あまりにも無難で個性に欠けた印象になってしまうことも。

一方大きな花柄の場合、目立つのでお部屋の雰囲気を一気に決めてしまいます。慎重なデザイン選びが必要になりますね。ただし、目立つことで注意を一点に集めてくれるため、何か注意をそらしたいものがある場合は、敢えて近くに置くのも効果的なインテリア術ですよ。

上品で落ち着きあるお部屋なら、レース

落着きのあるレース 上品な印象を強調するフランス風の布使いと言えば、やっぱりレース。鍵編みやレース編みなど編み方もさまざまですが、、コットンやリネンなど素材によっても表情が変わります。特にアンティークのものは、刺繍と組み合わせた凝ったつくりのものなど、お値段は高めですが、うっとりするような素敵なものがさまざまあります。

シミがあるものは、洗濯後シミ部分にレモン汁を絞ってから日光にさらすことを繰り返すと、漂白できます。白すぎる新品の場合は逆に、紅茶やコーヒーで染めると経年による"アンティーク"感を演出できますよ。また興味があれば、これを機会に思い切って、レース編みや鍵編みを始めてみてはいかがですか。自分で作った作品でお部屋を彩れたら、インテリアにより愛着が湧きますね。

さまざまな顔を持つ、リネン

アンティークと相性のいいリネン 最近、お手頃な値段のものが多く出回るリネン。無漂白の素朴なものから、アンティークの刺繍がほどこしてあるものまでいろいろありますが、どれもナチュラルアンティークの鉄則アイテムと言えます。

ただし、刺繍のあるアンティークのものは、断然女性らしい上品な印象であるのに対して、無地の無漂白のものは、どこかぶっきらぼうでキリッとした印象を与えるなど、自分の求めるインテリアによって、上手に使い分ける必要があります。

フランスらしさを出したいなら、無地のものばかりでなく、風景画をあしらったデザインのものなど、柄物も一緒に使うのがおすすめですよ。

お部屋に華を持たせる、エスニック

モロッコやアルジェリアなどの北アフリカの国々やベトナムなど、以前植民地だった地域の影響を深く受けているフランス。エキゾチックなナチュラルアンティークを目指したいなら、ぜひこれらの国々の、ピンクやターコイズブルーなどの明るい色使いの布や、手の込んだ刺繍が素敵なテキスタイルを取り入れてみて。

でもちょっと勇気が出ないと言う人は、まずはクッションカバーなど小さめのアイテムで試してみてくださいね。意外な相性のよさにびっくりさせられますよ。

自由な組み合わせで「らしさ」を

家具の組み合わせ そして、今回挙げたタイプの布たちを複数組み合わせて使うと、フランスらしいセンスがさらにアップするだけでなく、お部屋のテイストを上手にコントロールできます。

例えば、レースをアクセントに、ほかは粗めの無漂白リネンにすれば、甘すぎない締まりのあるインテリアにできます。また、小花柄とモロッコ風のテキスタイルを組み合わせれば、程よくエスニック感のあるお部屋になります。

ガーリーな甘いインテリアにしたいのか、少しメンズライクなふうにしたいのかなど、お部屋の印象をまず決めると、どのタイプの布を使ったらいいのか分かりやすくなりますよ。

最後に

テキスタイルを制す者が、インテリアを制すと言っても過言でないほど、お部屋づくりに大切な布使いテク。一概にフランス風ナチュラルアンティークと言っても、甘めにも渋めにも、取り入れる布のタイプによって自由に変えられます。目指すインテリアの個性をまずは決めて、自分らしい布使いを楽しんでくださいね。

筆者のご紹介

関口明恵

カナダのアートスクールでテキスタイルを学び、バンクーバーにて某北欧テキスタイルブランドに3年ほど勤務。細胞レベルで大好きな古今東西の布に加え、オーガニック、フェアトレード、thrift shopping、そして今度は家具と興味の対象は尽きない。日本で更に高まる好奇心を武器に、皆さんの興味をそそるような情報を発信していきます!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

RAFUJU MAG とは?

アンティーク家具WEBショップ、ラフジュ工房がお届けする、日々の暮らしを豊かにするお手伝いとしてアンティーク家具やインテリアにまつわる知恵や情報を集めたWEBマガジンです。

CLOSE