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お部屋を白のインテリアでまとめる時に気をつけたいポイント

清潔できれい、すっきりとして新しさを感じさせる色、白。嫌いな人がいないんじゃないかというくらい、みんなに愛される色合いですよね。色の効果としても始まりを感じさせてくれたり、気分を一新させてくれる、そんなポジティブなパワーを持っています。

他のどんな色合いとも相性が良く、住空間にも用いられることが多い色で、天井や壁の色などに良く使われます。また白には空間を広く見せる効果もあります。

白いガラスケース

インテリア好きさんのなかには、そんな清潔で明るい印象の白でお部屋のインテリアをまとめてみたい!という方も多いはず。でも白をインテリアの中心とする時、空間を広く見せるようなプラスの効果だけでなく、実はマイナスな効果もあるんです。

そこで、お部屋を白のインテリアでまとめる際に、どんな点に注意が必要なのか、白の持つマイナス効果をお話ししながらポイントをまとめてみました。注意したいポイントはとっても簡単なので、そこに気をつけてもらえれば、どなたでもオシャレな白基調のインテリアを実現できますよ。

インテリアにおける白のマイナス効果って?

住環境に白を使用する際に見られるマイナス効果は大きく分けて2つあります。

  1. 落ち着きにくい
  2. 疲れさせる

この2点をひとつずつ詳しく見ていきましょう。

光が入りすぎると白いお部屋は落ち着きにくくなる

白はお部屋を明るく見せ、清潔な印象を与えてくれるのですが、太陽の光がたくさん入るお部屋に使いすぎると、反対にまぶしく感じて住空間としては落ち着きにくくなってしまいます。

最近は、大きな窓がある光と風がたっぷり入るような開放的な住宅が人気を集めています。家具などまだ何も揃っていない入居前の新居は、その真っ白い空間がどうしてもかっこよく見えがちなのですが、実際に住み始めるとどうも落ち着かないなあと感じることも多いようです。

白のインテリアでまとめた窓際

実は疲れを感じさせる色

白は明るさ、清潔感の象徴とも言える色なのですが、実は人を疲れさせる色でもあるのです。白い色は、すべての色の中で一番光を反射する色です。一般的に、人が落ち着ける心地よい反射率は60%を超えないと言われているのですが、白色の反射率は80%近くもあるのです。ちなみに落ち着ける色の反射率の参考としては、緑60%、茶色50%、青50%です。

お部屋の壁、床や家具など、インテリアをすべて白に統一すると、光の反射が多く、無機質でネガティブなイメージを感じます。そのため、ずっとその空間にいると無気力になり、疲れやすくなります。

ひどい場合には眩しすぎて頭が痛くなったり、イライラしたりと体にもかなり影響が出てくることもあるので、白の多用にはやはり注意が必要なようです。

インテリアで白を使うときに気をつけたいポイント

ここまでのお話で、白のマイナス効果には光の反射ととても関わりがあるということが分かりました。

ここからは気をつけておきたいポイントをご紹介します。まず、壁や床など白のインテリアでまとめたいときは、そのお部屋に光がどれくらい入ってくるのかを確認しましょう。窓の多い光をたくさん取り込むお部屋では、眩しくて落ち着きがなくなるので、リラックスしたいお部屋での白の多用はなるべく避けましょう。

白い家具のダイニング

また、真っ白でなく、淡い色が含まれている色を使用すれば、目の負担が軽くなります。例えばベージュ、薄く黄色がかったアイボリー、少し色が感じられるオフホワイトなどがおすすめです。淡い色が入っているだけで、目と脳への負担がだいぶ変わります。

さらに、白を基調とするインテリアでも、壁、床、家具、照明などすべてのインテリアを白で統一するのではなく、別の色を取り入れてあげましょう。おすすめの色は温かみのある緑や落ち着いた印象の茶色です。家具やカーペットなど、アクセントで取り入れてあげるだけで白を基調としながらも落ち着きが感じられる空間になります。

さいごに

明るく清潔なイメージの白ですが、インテリアで使いすぎると落ち着かず、疲れを感じさせるといった逆効果も出てくることが分かりました。白がベースのインテリアでは、光の具合を考慮する、真っ白を避ける、そして緑や茶色など落ち着きのある差し色を使うといった点に注意をしましょう。もともとポジティブな印象が多い白色。ポイントを押さえながら、白のプラス面をうまく生かして、明るくすっきりとしたオシャレなイメージの白インテリアを楽しんでくださいね。

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